来た道をなぞって帰る。こうやってGoogle Earthに落としてみると平面的だが、
実際にはかなりの高低差があることがわかる。
今まで気づかずに驚いたが、会津若松と郡山がほぼ同じ標高。猪苗代湖はそれよりもずっと高いところにあるのだという。どうも、猪苗代湖と若松が同じ平面にあるようなイメージでいたのだが、200m以上の差があるとは知らなかった。道理で若松から猪苗代に掛けて、線路がうねうねとしているわけだ。国交省の河川事務所でも断面図を出してくれている。
来たときと同じような3両編成のディーゼルカー。途中駅からはSL撮影を終えたと思われる人が乗ってきた。
窓の外には田園風景。
会津若松で郡山行きに乗り換え。朝と違って、ワンボックスを占領できた。
上述したように、発車してしばらくすると上り坂にかかる。磐梯山が右や左に行ったり来たり。
猪苗代湖はちょっとだけしか見えず、郡山に降りていく峠にさしかかる。山の中の信号場で会津若松行きとすれ違う。
この路線、20代の頃に会社の仲間でスキーに来たときに猪苗代駅まで乗ったことがある。その時は夜で暗かったのだが、客車だったような記憶がある。そしてスイッチバックもあったような。電車になって勾配に強くなったので駅は坂道の途中に移転したとのこと。昔の駅はこんな感じで保存・公開されている。
磐梯熱海で温泉に入る時間はなくなってしまった。また次回。そして郡山。ここからは仙台行き通勤型の4両編成。夕方とあって混んでいる。空席を見つけて座った瞬間電話が鳴る。
いったん帰京して戻ってきたチームリーダーからで、夕食のお誘いだった。「あと1時間で戻るのでよろしく」と返事。さて、これで遠足もおしまい。