結局、40分ほどの折返し時間の間に昼飯は食べられず。
地元の物産館に何かないかとも思ったが、すぐにお腹を満たすものはなし。そうそう、あの「石巻日日新聞」の原本が展示されていた。発災当時の緊張感が伝わってくる。
女川から石巻へ。ここからは仙石線に乗り換える。仙石東北ラインの快速仙台行き。2両編成なので混雑していた。この列車は、ハイブリッドディーゼルカー。モーターで車輪を回すが、エンジンとバッテリーの両方で電源を得るという。
走り出しはとても静か。途中で、エンジンがかかると、ちょうどエアコンプレッサーが回ったような賑やかな音がする。しばらくすると充電が終わったようでエンジンが切れるが、通常のディーゼルカーより賑やかな感じはする。
津波で流されて、高台に移転した野蒜駅。周辺はまだまだ開発中だった。
それでも海沿いの線路は復旧されていて、美しい風景を見せてくれる。
そして、本日のハイライト、高城町～塩釜（実質は松島駅構内）の転線。
なんだかモタモタしていたが、無事に東北本線に乗り入れた。この部分がもう少してきぱきできれば、時間短縮につながるのにね。それに、2両では混みすぎる。4両1セットの車両を開発すれば、もうすこしバッファーが取れるかも知れない。
そして、仙台駅到着。福島行きの快速まで1時間ぐらい。そこでようやく駅前の一本入ったところにある立食いそば屋「葵」で朝昼＆飲み会。ちょうど、楽天の試合をやっていた。
〆には、得盛りそば、500円。
さて、今回最後の電車に乗ろう。