京都に舞い戻る
いい加減に腹も減ってきたし、暑いので京都市内に戻ろう。三井寺駅から石坂線電車に乗って浜大津へ。江ノ電風だが、複線なのでおもちゃ感は薄い。
びわ湖浜大津駅で先行の坂本行きを見送って、
地下鉄直通の太秦天神川行きに乗る。
大津市内は路面電車。そこに小型とはいえ、地下鉄乗り入れの4両編成の電車が走るというのは令和の今どき珍しい。大阪万博のころまでは郊外電車が路面を走る区間なども多かったという。自分の記憶にあるのは、近鉄の奈良駅周辺。4両や6両の大阪行き・京都行きの電車に加え、座席指定特急までが路面を走っていた。さすがにビスタカーは走っていたとは聞いていない。
先頭車両には子供たちがかぶりついていた。急カーブを通るたびに「後ろの電車が見える」と大騒ぎ。楽しそうでいいねぇ。
ソウルフードその1
三条京阪で電車を降り、5系統岩倉操車場行きで上終町下車。立ち寄った先はこちら。
午後3時をすぎていたが、待たされるほどの混雑。シンプルにこってり大を頼む。東京のエリアフランチャイジーの店よりも安かった。
学生のころにはなかなか食べられなかった天一。完食して「明日もお待ちしてます」の文字。
ソウルフードその2
そのまま北上して、国際会館駅から地下鉄烏丸線に乗って四条で下車。いったん宿に戻って、シャワーを浴びる。そのあと、四条通にある居酒屋へ。
この店、京都のローカルチェーンで、若いころに時々下宿のそばの店に行っていたっけ。友人たちと「一人3,000円まで」と決めてワイワイと騒いだなぁ。その頃は四条なんて繁華街にはない店だったのだが。まずは、黒生。
病みつきキュウリ。これも昔よく頼んだな。
この季節といえば、泉州水ナス。サラダにしていただいた。
関西といえば串カツ。
ハイボールにスイッチ。調子に乗ってしまったかな。
「ぽんから」こと鶏のから揚げのポン酢添え。これもよく食べた品。
もう1ラウンド串カツを頼む。
こちらも季節ものの「鱧の梅紫蘇」。夏の京都はやっぱり鱧でしょう。
いやー、久しぶりに満喫してお会計。3,002円とこれまた絶妙な感じ。思わずニヤリとする。