はじめに
中国武漢由来のコロナウィルス感染症が首都圏でも急拡大する懸念がある、ということで、不要不急の移動の自粛が要請された。この週末、いわきから東京に帰らないという選択肢もあったのだが、年度末の書類を受け渡しにやむを得ず東京の本社へ。その足で水戸まで避難してきた。水戸で泊まって、翌土曜日は不要不急の移動をしてみることに。ちょうど、3月いっぱいは茨城県内+αのフリーパス「ときわ路パス」が大人の休日割引で安く買えたこともあり、今まで乗ったことのない私鉄を中心に乗りつぶしの旅を試みた。
腹ごしらえをして水戸線
朝10時前に水戸駅へ。朝ごはんは上りホームの立ち食いそば店でかけそば。おばさんが愛想よくてありがたい。
今日の1本目は水戸線直通の小山行き。途中の下館まで乗車する。
岩瀬駅。つくば鉄道が乗り入れていた跡地に桜並木。
大和駅、といっても江ノ島線も相鉄線も来ない。
真岡鐵道で田舎へ
下館駅からは真岡鐵道に乗り換える。こちらはSL列車で有名なのだが、コロナでさすがに運休となっている。複雑なデザインの車両。
沿線は桜も咲いてよい季節のはずなのだが、コロナの影響を表したようなぐずついた天気。
真岡駅に到着。SLや車両が適当に並べられていた。
Sl列車用の客車。
北真岡駅を過ぎると桜並木が続く。
益子駅。益子焼の街。今日で終わった朝ドラも焼き物の話だったな。
そうこうするうちに、終点茂木駅に到着。
転車台もあり。
国鉄時代の駅名標。次の駅は新しくできたので貼り替えられている。
帰り道も同じ車両。
北真岡の桜並木を動画でとってみた。
関鉄常総線で取手へ
下館に戻り、今度は関東鉄道常総線に乗る。単行のディーゼルカー。
田園風景の中を走って約1時間、水海道駅へ。
ここで取手行きに乗り換え。
なんとここからは複線。非電化の複線区間なんてもはや北海道ぐらいにしかないのではないかな。それでも駅には構内踏切があったりして、感染なのか地方ローカル線なのかよくわからない風景が続いて取手へ。
関鉄のもう一つの路線へ
取手から二駅乗って、先日讃岐から改名された龍ケ崎市駅へ。
関東鉄道のもう一つの路線、竜ヶ崎線(竜の字とケの大きさに注意)に乗る。こちらは以前通り佐貫駅。
風が強くなってきて寒い。やはり単行のディーゼルカーがやってきた。
龍ヶ崎市(龍の字とケの大きさに注意)はコロッケが名物らしく、吊革にコロッケが付いていてびっくり。
わずか二駅7分で終点の竜ヶ崎駅に到着。すぐに折り返す。
車庫にはほかの車両もいた。
水戸に戻る
龍ケ崎市駅に戻り、常磐線の普通電車で土浦へ。
乗り換えの間に、駅そば「華月庵」でワサビ菜ごぼう天そば。
日も暮れてきたので、特急ときわで水戸まで。空いていた。