(2018.05.02)
岐阜県庁2階 大会議室で行われました「岐阜県下福祉避難所市町村担当者向研修会」に参加いたしました。
岐阜県内の福祉避難所設置状況は 497ケ所 受入人数は23,090人となっており、1ケ所あたり平均で約46人で多少多い様な気もしますが、今後2025年の超高齢者社会を迎えるには、まだまだ受入人数は足らないと思います。
その内の59%の297施設が高齢者施設となっており、その施設の福祉施設のBCP策定率が
12%50施設となっており、福祉避難所を早期に立ちあげるのには 恥ずかしい様な数字であり、今後の施設の”強靭化”が求められております。
今回は 福祉避難所取組事例として
➀ 岐阜市都市防災部の浅井副主査
岐阜市における福祉避難所の取り組み
➁ 恵那市危機管理課の高垣課長
~災害時要支援者対策の充実に向けて~
の事例発表があり、特に恵那市におきましては県下でも先進的な取組事例を興味深くお聞きいたしました。
恵那市におきましては、岐阜大学非常勤講師で防災アドバイザーとして活躍してみえます岩井
慶次さんを中心にして、地元の恵那市防災研究会の皆さんや自治会の皆さんの熱心な防災タウンミーテイングが行われており、今後県下のモデル事例となるかと思います。
いずれにしましても福祉避難所の基盤整備とそれを受けます福祉施設のBCP策定による
”施設の強靭化”が喫緊の課題であります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます