Fishmans 「宇宙 日本 世田谷」

鑑賞しているだけで
日本のありとあらゆる場所は愚か
海外、宇宙、天国や2次元にさえ行ける気がする
実にいい意味で恐ろしい
大袈裟だがこの音源さえあれば何も要らない気分になってくる
このアルバム以外でそういう気持ちにさせてくれたアルバムは世界中何処を探しても皆無なのだ

「海」と言ったら何を連想するか
それは人それぞれだろう
海の中、魚、人魚、夏、朝の爽やかな海、昼の希望に満ちた海、夕焼けに染まるグロテスクを彷彿とさせる海、夜の暗い海…etc
一概に「海」と言ってもいろんな海を物語るアルバムである
そしてその「海」だけではなく「海」周辺にある
風、砂浜、島、空、太陽、月、椰子の実の木々までも感じる
ジャケットの人魚を彷彿とさせる遊泳する女性もまたセンスが良い