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(抗精神病薬のオランザピン「ジプレキサ5mg」の図)
カウンセリングの日。いつものようにグダグダと話をしました。
「薬が効いているような効いていないような微妙な感じがします」
「微妙とはどのように微妙なのでしょうか」
「ブロマゼパム(セニラン)って抗不安薬なのでしょう?
抗不安薬という事は"不安が軽減する"という事なのでしょう?」
「そうですね、不安を和らげたりするお薬ですね」
「では、今どうなんだって聞かれますと、不安ですって答えます」
「どのように不安なのですか?」
「今、トイレに行きたくなったらどうしよう・・・とか、話のネタが尽きたらどうしよう・・・とか、普通の人だと何でもないような事がすごく気になってしまうのです」
問診にて
「そうですか、今の薬ではあなたにとって弱すぎるのかもしれません」
「そうかもしれません。ブロマゼパムは効いているのかいないのか分からないのです」
「分かりました。もう少し強めの薬を処方しましょう。それで少し様子を見てみてください」
「ありがとうございます」
ということで、抗精神病薬のオランザピンを処方してもらいました。
目下、少し風邪気味でこの薬がどのように効いているのか分かりませんが、レポートはまたの機会にする事にします。