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http://dictionary.goo.ne.jp/
goo辞書を使っていてふと気づいた事。それは、
単語の横の数字・・・これってアクセント(発音)じゃないの?
そう思って大辞林第二版凡例を読むとやっぱりその通りでした。
日本語のアクセントが載っている辞書は「新明解国語辞典(三省堂)」と「日本語発音アクセント辞典(NHK出版)」だけだと思っていましたが、大辞林にもあったのですネェ~。さすが三省堂。
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「日本語発音アクセント辞典」は文字通り"日本語のアクセント(ここでは標準語のアクセントを指します)だけの辞典"なので、俳優や声優、アナウンサー等の職業には必須の辞典です。
しかし、一般の人には「そこまで要らないよ~」「マニアックすぎる」っつーのが本音。そんな時は「新明解国語辞典」がおススメだったのですが、「大辞林第二版」もおススメ出来そうです。
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実際どういう風に発音するのかと言うと、
1.単語の第1音と第2音は必ず音程を変える(多くは第2音は音程を上げる)
2.数字は音程の切れ目を表し、それ以降は音程を下げる
です。ハイ。
上の図は「おねえさん 2」とあります。2番目以降は音程を下げる、という意味ですので、
ね
お えさん
と発音します。
「じゃ"でんしゃ 01"って書いてあるけど、どうすれば良いの?」という事もあったりしますが、これは"0=音程を下げない"または"1=1番目以降は音程を下げる"という意味です(要するにどっちでも可)。よって、
んしゃ
で
または、
で
んしゃ
と発音します。
どっちでも可なんてどういう事? と思われるかも知れませんが、時代によって発音が変化するものもあるそうです。まー、日本語は流行でドンドン新しい言葉が作られていきますから、発音も変化していく事さえ自然なのかも。
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ちなみに日本語の6割くらいが「0」の発音だそうですので(平板型と呼ばれる)、0を基準に意識しておくと"訛ったように聞こえにくい"という裏技もあったりして。
さぁ皆さんご一緒に! 「どンだけ~ 0」