思ったより、面白かった作品。
なんていうのかな、医療系なのか信仰系なのか。。。。恐ろしいな。ああいう閉鎖的建物。
そして、牛耳る人の無意味なカリスマ性。
ニコール・キッドマンの母さんに、ラッセル・クロウの父さん。
なんとなくニコールさんの演技って、あんまりいつも棒って思ってるんだけど、今回はそんな感じがちょうどよかったキャラ。
わかってんのか?わかってないんか?って感じで、すごく掘り下げたキャラクターってほどではなかったけど、それがちょうどよかった。
少しの困惑と悩みは見せてくれたけど、
主たるは主人公と父の確執
ってところだったから。
それにしても、グラデュエイターのイメージをまだ持ってるんだけどさ、
ラッセルさん、ありがちな中年のおじさん!!!!!!ってなってて、大丈夫???!みたいな。
まぁ、でも、カトリックな家元だとこういう話ってありそうだよね。
主人公の彼がゲイであってもなくても、こういう家ってしんどいわ。
家督として、家VS個っていう、日本でもあるあるな現代の個人をプライオリティ優先とする動向から、
昔気質な家を最もにして絶対と信じて止まない親世代、っていう。
ジャレッドくんの恋愛物語でもないし、物語の方向性が宗教的思考との戦いだったなぁ。
ああこわいw
さらにそこから強制収用されたこの施設。
ヴィクターがまさかのw監督であることはちょっと面白いし、演技も自分の思うようにのびのびとしてるのも面白い。
割りと現代に近い時代風景なのに、行われてることが
昭和初期の日本ちっくな、なんていうのかな、ノスタルジックなカタルシスが怖ろしく映る時代のもの。
として、ホラー的要素を感じた作品であった。
自由の国じゃないのか?アメリカは、って思うけど。アメリカだからこそある主義の在り方なんだろうな。
なので、後半なんとかハッピーエンドみたいになってたけど
もう、大人になったんだったら、もう関わらなくていいのに。実家と。。
いわゆる、毒親とのつながりは、無理しなくて、自分を解放することが先決であり、
自身を幸せに、自分でもっていくこと。
が大事だから。
無理やり、無理してでも家族の絆は大事って言いたげなのか???と。
いや、違うから!って、こんなエンディングはちょっと嫌だな。
自立して、意気揚々と生きてるジャレッド君でいいんだよ。
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