01 逢いたい気分
いたって普通のPOPS曲なんだけど、電子パーカッション音がイイ。
夏のビーチに静かに来ました！？準備しましょう。って感じ。
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02 Sail In The Sunset
こちらでも、電子音の楽しさが満載。前曲からのうすい男性コーラスもっと全面に持ってきてもよかったのに。
セーラーリズムがまたｗかわいい。
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03 Summer Holy Night
ちょっと大人っぽい曲。ボーカルも頑張って伸ばしてる。
安室奈美恵にこれと似た曲があったな。
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04 ロコ・サーファー
ナンシーだけが知ってる♪トーク入りっていうのもまた斬新。
夏色のナンシーの姉妹曲。
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05 Someone’s Boy
トロピカル曲。Annette FuncielloのLuau Cha Cha Chaっぽい曲。
Bridgeからの平和な感じがいいね。
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06 Rainy Boy
この曲大好きだ。このアルバム復刻盤を入手前にリリースされていたベストアルバムに収録されていて。
その頃から。ボーカルもひときわ気合入ってる。
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07 Still Remember You
ShakatakのNightbirdsみたいだな。夜ムード。
ピアノが大人ジャズっぽくて。ジャズ喫茶みたいな曲になってｗる。
ここからラストまで筒美京平作曲となる。
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08 You’re So Shy
なんかハワイと関係なくなってるしって思うんだけどｗ
サンプリングは７０年代のディスコ曲だな。前曲からの繋がり。
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09 オレンジ・ムーンの恋
サビ以外がさっぱり？な曲。KC&ザサンシャインバンドの
That'ts The Way I Like Itが聴こえてきそうなメロディ展開。
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10 Cover The Moon 月よ見ないで
曲調がいやに重たげで、この曲もサビ以外がちっとも。
日本っぽい曲で、ラナイはどこへ？え？！この曲でで締めるの？
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総評：
早見優の代名詞の５thシングル：夏色のナンシーの直後の、最大風速に乗りながらのアルバムである。
アルバムタイトルからも、ハワイのラナイ島からのネーミングもあり、
夏・本番。夏色のナンシーがアルバムリリース。
というところだろう。ジャケットに映る早見優も、とてもナチュラルな微笑。
ハワイの夕陽とTシャツというシンプル。馴染みの土地っていうところでの落ち着いた表情。
更に！特大ヒットシングルの曲をアルバムに収録しないで、の強気リリース。
自身最高位のオリコン５位をマーク！と、好評。
が、しかし。ハワイのテーマです。の割には、ピコピコサウンドで作り上げてるだけに。。。
ん？さほどハワイっぽくないんだけど。。。
むしろ、デビューアルバムのAnd I Love Youの方がハワイっぽいサウンドなんだけど。
こちらのLANAI。。日本歌謡の手法がメインとなっており、あのーｗそのーｗ
日本の夏じゃん！？みたいなｗ
ハワイを感じる事ができないのである。前述のデビューアルバムを聴き直しして口直ししたくなるくらい。
とはいえ、アイドル１００％くらいの出来栄えで、新鮮ではある。
リアルタイムに入手はしてなかったんだけど（リアルタイムより１２年後に入手）、日本のテクノ歌謡というか、
当時の最新の音使いに、かわいらしさを感じる。
早見優のボーカルはまだまだ細いんだけど、クールな声質と電子音は合ってる。
松田聖子風にうたっても、声質上さほど粘り気があるわけでもなく、ドライ。
むしろ、早見優に女のコ路線はちょっと邪魔かな。帰国子女のクール女子な感じを前に出したほうがイイ。
夏色に仕上げた南国風 極上歌謡POPS。
後、筒美京平作の連続のあたりは洋楽のパクリ具合がちらつくのは気のせい？
全曲が南国をイメージさせるので、ハワイ出身の早見優ならではの世界に！
皆さんお待ちかね！！！と言いたい感じなんだろうけど。。。。
日本的手法で作り上げただけに。あれ？って感じ。
気持ちはわかるが、タイトルがラナイなら、ハワイアレンジにして欲しかった。
同時期の石川秀美のアルバムの方が、テーマ通りのアルバムになっているだけに
素材と才能と背景がそろっている早見優にしては、惜しい一作品。
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