ひたすらマダムセクレタリーのキャラクターがおかしくて面白くて。
ティア・レオーニさん作品がここのところ、ずっと色々観てて、楽しい。
アダム・サンドラーはベッドタイムストーリー以来かな、観るの。
と、この二人が出てきた段階で
かなりのコメディドラマ。
ティアさん組むのは、喜劇王のジム・キャリーとの作品や、先日、FOXチャンネルで放送されてたニコラス・ケイジなど
コメディ畑の俳優と並ぶってところで、かなりのコメディエンヌって感じなんでしょうかね。
マダムセクレタリーでも、大雑把でおおらかなエリザベスっていうところとキャラクターがつながってるので、
割と、この人こういう人なんだろうな、っていうところが好感触。
さて、今作品。
映画タイトルから、スペイン語と英語?っていう感じですが、
邦題で、なんとなく物語の軸がわかるというw
いたって、ファミリードラマ。
ただ、後半なんか読み読み予測どおりな展開と、結論的にどうしたかったのか、何が言いたかった作品なのか、が希薄になったような。
元の通りに戻る、という展開ではあったんだけど、どうも、その時期への感謝というか意味をなくすことによって戻ったという終幕の切なさがよぎる。
まぁ、金持ち白人一家の余裕さと、ヒスパニック系の奮闘努力の生活の対比が出てて、
なんとも、なんとも、子供にそれを如実に体感させるという辛さがあるよね。フローーール。そこは観てて辛いものがあったな。
貧富の差は理屈ではわかっていても、リアルな体感は辛い。
あと、なんか、こういう背景って、ちょっともう、金持ちぶった態度が鼻につくっていうのがありますやん?!
この家族は天然で、そうなってて、そこまでの嫌味はないんだけど、ベースに「使用人として」っていうのがあるから
主人の家族が誰もが、スペイン語を話そうともしない、歩み寄らないってのが、不思議というか。なんかしんどい根底があるね。
フローラがだんだんきれいになっていくのは、恋となっていくからか、肌の露出も増えてますやんw そりゃ。
トチ狂った女房よりも、、、、て。そうなる前に、ご自身たちのお子の事を考えたら、、、、そうなる?かなぁ、とか思うけどね。
かといって、刹那的ロマンな物語でもないんだよな。これが。そこが中途半端といわれる所以なのかもしれないけど。
あくまで、コメディタッチなユーモラスな物語なので、重点はW不倫のダークなところではない。
ほんと、太陽の国スペインの人を基とした楽しい作品であった。
とかく、ティア・レオーニのキャラクターが面白い。
ある意味、この人も太陽の国の人っていう感じもする。
ちょうど、この作品を観た後におばあちゃん役のクロリス・リーチマンの訃報がありました。哀悼。
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