Idol Happiness Website Hobby

特集■旅行記・音楽・映画・料理

コレクター

2011-04-07 07:40:51 | 映画
イイ!この映像美。と思ったら、けっこう古い作品ですね。
なんだか一つ一つが舞台装置のような家庭シーン。が、しかし、シンプルにヒトの恐ろしさが出てて、
現代に通じるストイックな怖ろしさと、普通にありえる話となってしまった現代としての奥深さを感じる。

なんでしょう。男も女も、もっと何かが違えば、こうはならなかったのに。
ボタンのかけ方違いで、罪を犯すわけなのも、また人間らしいかな。

ただ、どこかしら緊張感がない。なさすぎで笑いなのか?真剣なのか?と大げさなリアクション時に笑いを誘う。

エンディングのシーンはいかにも映画的なんだけど。まぁ、この怖さも日常な世の中になってしまいましたね、と。

同じ時代の映画サイコのホラーっぷりとはまた趣が違うサイコ野郎なんだけど、耽美主義なところがちょっとかわいらしい点もよさげ。
不器用なんだろうなぁw

とにもかくにも、なかなか今ではお目にかかれない古典作品。だがしかし、今の時代の映画のヒントになるポイントが多彩にあって、しみじみ興味深い作品だった。

■http://idolhappiness.web.fc2.com/hoppy.html


最新の画像もっと見る