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永遠の0

2014-12-29 08:22:23 | 映画

観に行きたかったけど、ついつい逃してしまっていてようやく拝見。
小説のほうはまだ読んでないのだけど、現在の目線から、謎めいた実祖父の特攻への意気込みを回想する物語。

て、いうあたりで、あっちの時代にいったり来たりは覚悟の上で、観るべきだと。

とりあえずこの手の映画によく出てるわーーーw吹石一恵。
確か、、、海猿、沈まぬ太陽、ハッピーフライト、とかで見たけど、また。似たようなしっかり姉さん。
セピアの夏のフォトグラフを、今一度聴きたくなりますね。

弟が頑張って、事実を明らかにしていくんだけど。
まぁ、現代的青年。っていう役柄なんだろうけど、なんだか過剰すぎてw
もうちょっと普通の青年でよかったんんじゃない?

そして、岡田君。なるほどねー。そういうことか。と。
確かに、、、、人間の意志は。特に彼の場合はとても強いものであったのに、
育てた後輩を死にいかせるための、教育者である自分の存在は許し難い、、、よな。
この時代に、自分の意志を公開するだけでもかなりの強い意志がないとできない事だけど。

人間ってもろい。
強い意志をもっていても、精神や身体は別のもの。

それは現代においても同じだけど、当時の風潮は比にならないとわかっていても、
その志をまげずに、そして、最後はみんなわかっているんだけど、どうしても、その垣根を越えることができなかった
現実に涙する。あんなに頑張ったのにね。

どうにもならないことはあるけど。無情に非情。

愛の物語な部分はストーリー的に薄いので、まぁ特にどうこうは。
井上真央の視点の物語はなかったぶん、あっさりでよかったけど。

劇中で話されていく人物たちが、それぞれに関連しあっていて、
それが紐とけていく様はなかなかよかった。

演出も、冒頭のシーンは、そうか、そういうことか。と。

不要な部分は現代を滑空してひ孫と対面っていうとこかなー。
あれ、蛇足なような。。。それより、それだけの血筋をもつことがわかったのに。
仲間内の合コンに行くこと自体どうよ?ってのもあるし、言い負かされんなよ。

とかく、年配の名優たちの演技がとても、堂に入ってて、すんなり劇中に情感をもっていかれる。

号泣することはなかったが、涙がちょちょぎれますね。
事実史として、その後の日本の社会、情勢、もろもろの諸問題が山積みで、
命をかけて守ってくれた我が国なのに。先進国になるのと引き換えに、社会保障がよその国より遅れている現状など。

まぁ、そういう思いを奮わせる作品だったのか。
いろんな意味で、辛い気持になるけど、それらをかみしめて、一人ひとりが前を向いて生きていくことが大事だと。


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