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クーラントの不純物 検証その2

昨年、クーラントの不純物が気になり成分分析にかけているお話しをしました。

結果で出たので報告します。

結果は既に出ていたのですがやっと報告させていただきます。

 

前回

クーラントの不純物 検証その1 - I-feelinブログ

クーラントの不純物 検証その1 - I-feelinブログ

現在、分析結果待ちではありますけれど途中経過としてご報告いたします。クーラントのリザーブタンクやラジエターキャップ等に付着する不純物が気になりまして、調べていま...

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こちらが成分分析結果になります。

お客様にお願いしましたので社名や氏名等はマスクしておりますが店頭でしたらご興味があればお見せ出来ます。

写真撮影不可

結果としては、金属分は殆ど検出されず有機物が殆どでした。

有機物は多岐に渡り各油、細菌等も含まれてしまいます。

油かそれ以外に分ける為にはヘキサン反応をテストしようとしましたが1g以上試料がいる為、判定は出来ませんでした。

ただ、ここで反応があっても潤滑油、ガソリン等の種類の判定は出来ません。

簡単な表の見方ですが、数字に関しては試料の中に何%あったかを示します。

ここで言うと86%は熱と反応し燃えてしまったという結果になります。

Traceは反応なしを示し、ほぼ無視してよいかと思います。

無機物に関しては、酸との反応を観察しており、反応のない無機物としてはシリカ等が代表とされます。

7.5%程度は水道水由来の無機物と思われます。

 

以上が担当者さんからの回答でした。

この結果をみるとやはり有機物の存在があり、前回、バクテリアの話をしましたがクーラント液を分解(劣化)させる犯人として間違いなさそうです。

従って原液タイプでそのバクテリアを極力入れない事発生させない事がクーラントの品質を保つ事に繋がり、尚且つ水路の保全(錆や腐食等を防ぐ)に繋がるのかも知れません。

ただ、完全に0には出来ませんからやはり適時交換と言うのが良いのかなと思います。

当店では以前からクーラント交換の重要性をオーナーさん達に言って来ましたが今回の結果や今起きている事象をみても間違いでは無かったと思います。

今回、一ショップが成分分析までかけて判った事を皆さまのカーライフに少しでもお役立てして頂ければ幸いです。

ラジエターキャップのゴムが少しでも伸びたら交換しましょう。

写真の車両で約2年程たってます。

クーラントも適時交換しましょう。

サブタンクの清掃もしくは交換をお忘れなく。


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