I-feelinブログ

RX-7(FD3S)のチューニングECU

先日、アライメントを測定調整させて頂いたお客様のご依頼で今回チューニングCPU(中村屋製)を導入いたしました。

アライメントの作業の時に、社外エアクリーナーと車検対応マフラーが装着されていて、それに対してチューニングCPU等は一切導入していない事からご相談をさせて頂き、パワーFCの予定からメインのチューニングCPU(中村屋製)の導入をさせて頂きました。

導入前に、スロットルセンサーの交換と、NGKのプラグコードを交換いたしました。
この時点で既に調子が良いとおっしゃて頂きました。

その後、いよいよ、メインのCPUに着手です。

事前のコンプレッション測定、ダイアグチェック、その他点検。

現在の車両の最高ブースト圧に若干怖さもありましたが、お客様に注意点をご了解頂いているので、そのまま製作依頼しました。

今回はフラッシュロムなので若干金額は安くなりました。




フラッシュロム


マフラーに穴が開いています。

なぜ、今回このメインを選んだか?
それは、お客様の環境がパワーFCの仕様に向いていないから。
それはコンプレッションにも数値として表れていまして、前側の圧縮数値より後ろ側が若干低くなっていました。

またブーストも本来であれば、この中途半端(CPUを導入する前)仕様なら切り替え時にブースト1kを超える事もあるのですが、越えていない事から社外エアクリーナーによりコンプレッサーホイールの摩耗により充填効率が落ちている可能性もあります。

この様な状況等を考えると、フェイルセーフが働くメインECUベースが最良であると考えました。

発注時にも入念な注意点や車両状況を配慮した上で製作をして頂いています。
この車用ですから正しくオンリーワンです。

チューニングCPU導入後の点検ではダイアグチェックもクリアしていますしブーストも何とか抑えられていると思いますが、使用環境や状況により一変するかも知れませんから注意は引き続き必要です。

この後の、状況によりエアクリーナーの交換やブーストコントローラーの導入、マフラーの交換や修理は必要である思います。

予算もあるとは思いますが調子良く乗って頂く為に、今後順序を追っていくつか改善させて頂きたいと思います。

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