I-feelinブログ

RX-7(FD3S)購入者とマツダを守る事

RX-7(FD3S)スロットルセンサーの件で前期には着かない、配線カット云々等話が出ており、前期に関しては返品並びに注文出来ない状態になっています。

また、後期の方は配線カットに対する不安から購入したものの躊躇して4万円も出したものが宙に浮いている方も居られると思います。

そこで、オーダー頂いたお客様に新スロットルセンサー貸し出しを依頼。
別の7オーナーさんに汎用コネクターの購入をお願いいたしました。

お二人とも快く快諾頂き検証が出来ました。

結果として、前期に着かない件は、取り付けが出来るポイントが見つかりました。
ハーネスに関しても純正の配線をカットしないでつけられる方法もみつけました。

こうしてる間にリアルテックさんでも検証適合が始まりました。
素晴らしいと思います。

今後こうした案はいくつも出てくると予想できます。
リアルテックさんの様に許可頂けたら他店さんの方法もご案内していきたいと思います。

もちろんどれもリスクは0ではありませんし、マツダ公認ではございません。

でも技術は現場で生まれて洗練されます。
皆さん、良くご存知のステーショナリーからオイル漏れの修理方法は、私が教えてもらったのは787Bのエンジニアでした。

ただ、リスクも教えて頂きました。
実は、安易に受けているところもあると思いますが車上の交換はメーカーの推奨ではありません。現場でメカニックが慎重にシールやローターがズレない様に細心の注意を払いながら交換したというのが最初みたいです。。

ですから公認じゃないから認めないと言う事はありません。

今回の騒動で、購入した人を第一に考えアクションを起こしました。
なぜ急いだか?

一つはオーナーさんの不利益(動かない事や購入したまま)を少しでも排除する為、二つ目はマツダへの無用な返品を防ぐため。

マツダへ、返品する場合、物理的に着かない前期は無償で受けてくれます。
しかし、後期は出来ません。

なぜなら取り付ける事が出来、実働問題がないとしているからです。
もちろん壊れていた着かないなら別です。

しかし、配線カットが嫌だからと言う返品は自己都合なので基本受け付けてはくれません。
返品には必ず理由書を提出、その内容によって無償か有償(ペナルティ料)か決まります。

有償の場合、このペナルティ料は販売店に課せられ、これをディーラーや販売店に押し付けるのか?という問題も発生します。

しかし自己都合の場合、ペナルティ分をオーナーに請求する形になると思います。
実際に発注ミスで返品したことがあり、料金が発生した事があります。

この様な事からどちらも公平にリスクを背負っているのです。

古い車を乗ると言う事の基本は自己都合であり、リスクはオーナーに課せられ、部品を提供する側は部品の品質へのリスクです。

ですから、メーカーはいくらオーナーからの声とは言えそのリスクを背負い込んだと言う事からもそれなりの覚悟をして出したのだろうと思います。

そこまでしてくれたメーカーに私は買うなとか、違うとか言えません。

それを言ったら今後協力を求める事は困難になる事が予想され、それは周り回ってオーナーに返って来る事は肝に命じるべきかなと思います。
今すぐじゃなくともそういった事象があった事自体が問題なのです。

生産廃止車の部品を作ってくれた事に感謝はすれど、文句を言う立場にはありません。
なぜなら、自己都合で乗りたい車の部品をお願いし作って貰う立場だからです。

私がした事を言った事を否定されるならそれはそれでも良いでしょう。

でも、私は昔からスタンスは変えていません。
目の前の困っている車両があれば一緒に悩み一緒に考え最善の策を考える。
時には残念ながら7を降りる事オススメする事もあります。
時には修理に多くの費用をお願いする事もあります。
作業に時間を要しお待たせしてしまう事もあります。

今回だってマツダは困っているだろうし、オーナーも困っているだろうから何か道筋が建てられればと言う思いだけで検証しました。

その結果として7が乗れる事が出来ればよいし、作ったかいがあったとメーカーに思って貰えればそれこそwinwinの関係だと思うのです。

それこそが健全な関係だと思います。

今回の事で、個々色々なお考えがあるのは存じ上げておりますが私はそう思います。

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