楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

老子の言葉№22

2012-07-14 | 先人の知恵に学ぶ

老子:道経:益謙第二十二

益謙第二十二
曲則全。枉則直。窪則盈。敝則新。少則得。多則惑。是以聖人抱一、爲天下式。不自見、故明。不自是、故彰。不自伐、故有功。不自矜、故長。夫唯不爭、故天下莫能與之爭。古之所謂曲則全者、豈虚言哉。誠全而歸之。

曲なればすなわち全。枉(おう)なればすなわち直(ちょく)。
窪(わ)なればすなわち盈(えい)。敝(へい)なればすなわち新。
少なければすなわち得。多なればすなわち惑(わく)。
ここをもって聖人は一(いつ)を抱き、天下の式となる。
自ら見(しめ)さず、故に明らかなり。自ら是とせず、故に彰(あらわ)る。
自ら伐(ほこ)らず、故に功あり。自ら矜(ほこ)らず、故に長ず。
それただ争わず、故に天下よくこれと争うことなし。
古(いにしえ)のいわゆる「曲なればすなわち全」とは、あに虚言(きょげん)ならんや。
まことに全くしてこれに帰(かえ)す。

いい気になっていると足をすくわれる
いい地位を得たり、すばらしい功績をあげても、誇ったりいばったりしてはいけない。
偉大なことを成し遂げても決していばらないで、謙虚であればこそ、親しまれ、
尊敬されるリーダーとなるのである。
いい業績をあげたら、その誉れは、一日も早く忘れることである、好ましい地位に
こだわり、いい気になっていると、人生はそこで、ストップする。
「誇らず」に謙虚でいることは、実は、前進への秘訣ってこと。・・・難しいね!!

一(いつ)を抱き、天下の式となる。
一中の一(いちゅうのいち)って聞いたことありますか?
才智や手腕にまかせて、あれこれと手を出しても、ことは実らない。
自分の素性と持って生まれた才能と、好きなことを一つ、コツコツと
成し遂げていけば、必ず幸せな人生を手に入れることが出来る。
なた、多くの人の「生き方」の手本となるのである

私たちは、人生において絶えず、ピンチを迎える。その時に、あっさり
自分の天職を捨てないでほしい、ピンチを切り抜けて、天職一つを
守ることが、生きる意味である。
逃げたい気持ちは、分からないでもないが、逃げれば、残るは、後悔
だけである。立ち向かえば、門は開けてくる、苦難福門ってこと。

イガ爺、今朝道場から帰ってくる途中、道路が通行止めとなって、立ち往生
信号待ちをしている間に、通行止めになった、山国川が氾濫したのだ
ちょっと高い場所で、待機となった、カーテレビで報道(中継)を見たら、大変なことに
なっている、とめられた数百メートル先が、信号機まで浸かっているではないか?
あのまま、行っていたら、きっと巻き込まれたと思うと、信号に助けられた。
チャコ婆から電話です、「先般の洪水より凄い事になっている、帰ってこないで」
カーナビで見たら家まで3ヶ所で冠水で通行止め6:40分である、
どうにか解除され、10時30分ごろ、帰宅の出来ました。
・やっと復旧が出来た、川向のがまた大きな被害・・・・・・・
  つなぐ言葉が出てきません、大自然の猛威にはなす術なし・・・・
     イガ爺、しっかりとお役に立とうと強く決心しました。

                           11:50分投稿


最新の画像もっと見る

コメントを投稿