楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

老子の言葉№47

2012-08-15 | 先人の知恵に学ぶ

老子:徳経:任爲第七十三

任爲第七十三
勇於敢則殺、勇於不敢則活。
此兩者或利、或害。天之所惡、孰知其故。
是以聖人猶難之。
天之道不爭而善勝、不言而善應、不召而自來、
繟然而善謀。天網恢恢、而不失。

あえてするに勇なればすなわち殺(さつ)、あえてせざるに勇なればすなわち活(かつ)。
この両者はあるいは利、あるいは害。天の悪(にくむ)むところ、たれかその故を知らん。
ここをもって聖人すらなおこれを難(かた)しとす。
天の道は争わずして善く勝ち、言わずして善く応ぜしめ、召さずしておのずから来(まね)き、
繟然(せんぜん)として善く謀(はか)る。天網(てんもう)恢恢(かいかい)、疏(そ)にして失わず

すべての人にするサービスこそ天の道
ある人の体験談から:ある市には東西に2つの結婚式場がある。
ある朝、9時40分頃、遠方よりやってきた老夫婦が、孫の結婚式に
参加するために東の方の結婚式場へやってきた。が、老夫婦が行く
結婚式場は(もうお分かりでしょうが、そう)実は西のほうの結婚式場
であったのだ。「うわーっ、困った、タクシーを呼んで飛んでいっても
10時のには、間に合わない」この言葉をきいた若い社員は、当日は
大安で彼の結婚式場も多忙だったにもかかわらず、自分の車に
エンジンをかけ、こっそりと西の会場へとどけてあげた。
後日、その老夫婦が東の式場の社長宛に手紙を書き、その日の
一部始終を書き、若い社員と社長に深く感謝の意を伝えた。
翌朝、社長は社員にこう訓話した。
「わが社だけのお客様にするサービスは、利益のためにする
サービスであって、真のサービスとはいえない。わが社に
関係なくあらゆる人にするサービスこそ、まことのサービスである
天は大きな網を張っている。その目はいかにもあらいように見えるが
小さな善行もけっしてもらさない。天は善行者には、必ず幸いを授ける」
・・・・・・・・・と

どうです、すばらしい逸話ではありませんか?
この若者がこの様な行動が出来たのも日頃からの社長の実践があった
と思うイガ爺であります。
真のサービスに徹していけばおのずと、顧客も増え、業績がついてくる
これは、天の道を教えてくれた逸話だよね。
これって、玄関はその会社の鏡って話に通じるよね!!

今日は、67回目の終戦記念日、さて、イガ爺は何を思うか?
多くの先人たちの犠牲の上にある今の仕合せ!!
家族愛、絆が叫ばれるとき、はたして、他人事として捉えてよい
ものか?。 先人たちは、あの戦後を乗り切ってきた。
そして、今私たちは、震災後を乗り切ろうとしている、心一つにして
・・・・・・・・・。
 イガ爺も地域にあって、人様に喜んでもらえる、働く(傍(はた)楽)
事が今の自分が出来る、感謝の働きなのかなって思うのである。
                           11:45分投稿
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿