楽天爺さんの気まぐれ日記

・田舎暮らしを楽しんでいます。

ウンチクの引き出し(№052)

2019-02-26 | ウンチクの引き出し(話のネタ)

ウンチクの引き出し・ネタ帳№052
  『雷鳥って、雷と何か関係があるの?』

 小さかった頃、雷がなり始めると、仏間に行って、手を合わせて、
静かに、治まるのを待った事を思い出す。
 そんな、人間や、動物と違い、雷鳥はちょっと変わっていた。

ものの本によれば:
 雷鳥は、特別天然記念物に指定されている鳥。
体長は30センチほどで、夏は黒、冬は白へと羽の色を変えるところ
に特微がある。
 そんな雷鳥が人の前に姿を現すのは、朝夕や雷雨が降り出しそうな
天気のときだ。
 そのため、人々は、この鳥を「雷とともに姿を現す」という意味で雷鳥と呼んだ。
つまり雷鳥は、天気がよくないときだけに姿を見せる鳥なのである。
 では、昼間や晴天時、雷鳥はどうしているのだろうか?
じつは雷鳥は、めったに飛ばない動作の鈍い鳥。
 そのため、天気のよいときは、ワシなどの天敵を恐れ、岩陰などに隠れて出
てこない。
 雷のときだけ姿を現すのは、敵に襲われないための知恵だったのである。

 もっと詳しく:
雷鳥の名の由来
 ライチョウは『らいの鳥』として、西暦1200年頃の記録に残っているそうです。
日本名で「雷鳥」と書くのは、雷よけ火災除けの鳥とか.....
天敵から身を護るために、霧や雷雨で視界の良くないときに出てくることから雷鳥と書き、
古代山岳信仰者は雷鳥を『神の使者』ともいう.....
「山は神々が鎮座する霊山」といった古代山岳信仰は、霊山にすむライチョウを「霊鳥」、
あるいは「神の使者」として、信仰と結びつけていた。

明治43年 「保護鳥」に指定されて狩猟禁止
大正12年 「天然記念物」に指定
昭和30年 「特別天然記念物」に指定
昭和40年 「特殊鳥類」に指定

ニホンライチョウの生息数は、日本で3,000羽ほど。
立山周辺での生息数は1981年 240羽ほど、1996年 330羽ほどを確認。
2001年現在、167羽(富山県と環境省が5年ごとに行なっている棲息調査)
                               INで検索記事、抜粋

 苛酷な環境にあって、性を繋ぐ為のいろんな知恵(叡智?)という
大自然からの贈り物(持たされた)、森羅万象(生きとし生きるもの)は、
生き続けるために・・・・・・・・「文明が文化を滅ぼす」と言った人がいた。

 



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