備忘録

同伴者向けの記録です

松永記念館

2017年11月19日 | 旅行
松永記念館は、戦前・戦後を通じて現在の9電力体制を作り日本の電力事業に貢献した「電力王」と呼ばれた実業家であり、数寄茶人としても高名であった松永安左ヱ門(耳庵)が、昭和21年から小田原のこの地に移り住み晩年を過した跡地。


茶室「葉雨(ようう)庵」  庭石配置の妙


茶室附属棟「烏薬(うやく)亭」

「老欅荘(ろうきょそう)」(国 有形文化財)
その名称は、登り口にそびえる欅(ケヤキ)の大木に由来する。
欅の前の巨石は黒部川上流の自然石(重さ10トン)。

耳庵(松永安左ヱ門)はここで多くの茶会を催し、当時の有名な茶人・政治家・学者・建築家・画家などを招いた。
四畳半台目の茶室や三畳大の床の間を設けた広間、母屋に取りつく三畳の寄付などに数寄屋建築の工夫を施した。



露地門と玄関九重塔→
露地門

三畳の床の間のある広間   内縁も畳





香林寺


香林寺
は、文明16年(1484年)の創建で、開山は大樹乗慶禅師。
上は、三門に、本堂と鐘楼。

曹洞宗の古刹で、往時 小田原三山と称し西郡一帯を支配したといわれる。





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古稀庵
:山縣有朋が晩年過ごした別邸

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