毒で倒れた唐瑛(とうえい)。郭嘉(かくか)は、劉平(りゅうへい)と伏寿(ふくじゅ)に「薬に犯されている私の血と、煎じた薬を使えば助かるが、時間がかかりすぎている」と、言います。それでも、頼む劉平達。これには、椀3杯分の血液が必要だと、聞かされ、今の郭嘉の事を考えるとどうなんだろうかと、思う劉平達。しかし「皇帝に助けられた」と、郭嘉は、血を抜きます。こうして、良くなる唐瑛。
曹操(そうそう)から、官職に就く様言われる司馬懿(しばい)ですが「10年は、官職には就きません」と、断ります。
卞夫人が陣営に来たと聞かされた曹丕(そうひ)は、卞夫人の元へと行き、異母兄が亡くなった真相を知った事を告げます。「お前達のためだ」と、言う卞夫人に「曹植のためだろう。なんで、父上から愛されないかわかった」と、言い返す曹丕。しかし、卞夫人に「寵愛を求めるので無く、強くなる事を、父上は、求めてる。そうでなければ国を率いていけない」と。
司馬懿は劉平に「曹操を助けた事で、漢王朝の復興の望みは消えた」と、不満をぶつけます。劉平は「民のためだ。新たな人材を入れれば、均衡は保たれる」と、言います。司馬懿は「もう、俺の助けは無い」と、言って、唐瑛を連れ、故郷へ。ここで、劉平と司馬懿は、袂を分かつのかな?