郭嘉(かくか)は、劉平(りゅうへい)に「皇帝、いや、楊殿と言うべきかな?」と、言います。しらばっくれる劉平に、郭嘉は、10日の間に証拠を探すから、その間に、曹操(そうそう)の娘、曹節(そうせつ)との婚姻を考えるように言います。
劉平からの知らせを受けた司馬懿(しばい)は、唐瑛に「結局は、私の助けがいるのか」と、腹の中とは、うらはらな事を言います。
都で、儒学生達が「皇帝に会わせてくれ」と、騒ぎます。これこそが、司馬懿の案。皆は、劉平の希望で、遠征に出ているとは知りませんから、曹操の仕業だろうと思う訳です。その上、曹操が、劉平の素性を明かそうもんなら、漢王朝を潰そうとしているのか?みたいな展開になるだろうと。
曹丕(そうひ)は、王越に「自分を邪魔したのは皇帝だった」と、言います。
そして、駐屯地に、王越が、刺客として現れ、曹丕が仕留めます。その過程で、任紅昌と冷寿光が亡くなります。