全長50メートル!!!全6000万種類あるヤバいガチャガチャを回す

2022-02-28 18:02:28 | 日記

先日、人生で最もやばい博物館へ足を運びました。

なんでも、ガチャガチャの歴史を学べる、しかも約46億年前のガチャの歴史を学べるとのことで、興味津々です。

 

会場に着くと大盛況!!

大勢の来場客でごった返しています。みんなガチャガチャ大好き。

 

受付へ行くと、小さなビニール袋に入ったコインを10枚渡されます。

変な薬の密輸に巻き込まれたのかと思いました。

 

博物館の会場内には10台のガチャマシンが備え付けてあり、専用コインを投入することでガチャを回せるシステムになっています。

しかも回した景品は持ち帰れるとのことで、なんだかお得感。

 

まず目に飛び込んでくるのは、ザ・博物館といった感じの年表。

これは全てガチャガチャの歴史を表したものです。

約46億年前の原始ガチャの時代。こんな遥か昔からガチャガチャは存在していたのですね。29年生きてきましたが知らないことばかりです。

カプセラノサウルス・・・

幼少期から恐竜が大好きで、よく恐竜博物館へ連れて行ってもらったりもしたのですが、こんな恐竜がいるなんて初めて知りました。

「流石に嘘では・・・」と一瞬魔が刺したのですが、こちらをご覧ください。

 

化石です。

約6800万年前、確かにこの地球にカプセラノサウルスは存在していたんですね。

こんなに信憑性のあるもの見せつけられたら、私も信じざるを得ません。

「古代ローマ時代のものと言われるガチャレバー」

大変興味深いです。

 

ここでは紹介しきれないほど多くの、貴重な古代のガチャ資料が展示されているのですが、その傍らに1台目のガチャマシンを発見しました。

その名も「古代石」。しかも本格鑑定書付きとのこと。期待が高まります・・・

 

では早速・・・

 

ガチャガチャ・・・

 

コロン・・・

 

???????

 

 

なんだこれ。

ただの石にしか見えません。

素人目には価値の判別が難しいので、早速鑑定書を確認してみましょう。

これをみてびっくりしました・・・

なんとこのただの石ころのような塊、カプセラノサウルスの歯の化石(もしくはただの石)だそうです。

しかも考古学研究所所長プジャルド・ロージ氏のお墨付き。

こんなもの私なんかが所有していていいんでしょうか・・・ありがたく頂戴します。家宝にします。

 

 

 

 

時が来たら質屋に入れます。

 

 

「貴重なカプセラノサウルスの歯の化石(もしくはただの石)を手に入れて、もうお腹いっぱい・・・」と言いたいところですが、

貴重な資料の数々はまだまだ続きます。

こちらは「ガチャファイター2022」の衣装展示です。

今年2月に公開された、まさに旬な映画じゃないでしょうか?

激しい戦闘や爆破に耐えたのでしょうか?

作り直す予算がなかったのでしょうか。

小道具は今にも崩れ落ちてしまいそうな程儚いです。

現場の熱気が伝わってきます。

 

ちらはよくわからん本です。

 

さて、そうこうしているうちに次のガチャマシンのお目見えです。

「ザ・氣」

オーラをひとつひとつ直接封入の文字に期待度MAXです。

 

ガチャガチャ・・・

 

コロリ・・・

 

中には何も入っていません。

さすがは氣です。概念ですね。

私が素人だからでしょうか・・・残念ながら直接封入された氣を感じるとることはできませんでした。

悔しいです。

 

すぐ横には、おなじみ「巨大ロボガチドム」のガチャガチャが!!

しかも全6000万種類あるパーツを全て集めると、全長50メートルのロボットが組み上がるそうです!!!

これは全種類集めたい!!

「胸元のGのエンブレム当たりますように・・・」と期待を込めて。

 

ガチャガチャ・・・

 

コロリ・・・

 

 

ネジです!!!!六角!!!!

Gのエンブレムこそ当たりませんでしたが、ネジなしではロボットは組み上がりません。

縁の下の力持ち。そんな存在になりたいと日々精進している私にぴったりのパーツです。

 

こちらは取扱説明書です。

さすがは全長50メートル。

めまいがするような複雑さです。

「今回のキミのパーツはこれだ!」

円盤を固定するためのネジのようです。

残り59999999個のパーツ、絶対に集めます!!!

 

 

・・・と、ここまで熱く語っておいてなんですが、

これまで書き連ねてきたこと、全部嘘です。

カプセラノサウルスも、古代のガチャハンドルも、氣も、ガチドムのパーツ6000万種も、全部嘘です。

 

「ちくしょう!!騙されたじゃねーか!!」???

それも無理はありません。

大人が知恵とお金をたくさん使って築き上げた嘘ですからね。見破る方が難しいでしょう。

 

 

・・まあ

茶番もこの辺にして、

今回私が訪れたのは、渋谷パルコで開催中の「大嘘博物館 カプセルトイ2億年の歴史」。

展示されている全てが嘘という超特殊空間があなたをお出迎え。

プロデューサーの藤井亮さんにご招待頂きやってきました。

会期:2022年2月11日(金)〜3月21日(月・祝)

会場:渋谷PARCO8階「ほぼ日曜日」

時間:11時〜20時

入場料:600円

 

「ガチャガチャって子供のおもちゃじゃないの??」

チッチッチ

侮ってはいけません。

このイベントは完全に大人向けです。数々の荒波に揉まれ、嘘と裏切りを経験し(たまに裏切り)、メンタルの筋トレを重ねた大人こそ心の底から楽しめる。それが「大嘘博物館」なのです!!

ブログで紹介しきれなかった展示の数々はもちろん、

今回紹介した「古代石」「ザ・氣」「リアル巨大ロボガチドム」などのふざけたガチャ以外にも、7種類の「なんですかこれは?」って感じのシュールなガチャガチャが回せます。

ちょ!そこのあなた!!右手がクイックイッと動いてますよ!!!

 

終始笑顔でいっぱいの「大嘘博物館」、ぜひどっぷりと嘘にハマってみてください。

 

最後に、

展示室を出ると、くそ分厚い図録が積まれていました。

もちろん中身は全て空白。

最後の最後までお客さんを楽しませる、そんな藤井さんに拍手、スタンディングオベーション、大吉。

藤井さん家の壁に空いた画鋲の穴が、全てすっかり埋まりますように。

 

それではまた。


木枠作りなう

2022-02-27 20:45:54 | 日記

こんにちは〜

ブローチ再販の際は、たくさんの方にお手に取って頂けてとても嬉しかったですー!

ご購入頂いた皆様、ありがとうございました!これで今月のクレカ支払えそうです!

 

さて、ブローチの発送も無事完了し、今日から新しいお仕事の開始です。

今回は個人のお客様からのご依頼で、事務所に飾る絵を描くことになりました。

55cm×55cmの絵を3枚描きます。

 

で、今日は下準備として土台となる木製パネルの制作に取り掛かりました!

材料はこんなです。

①小割(細長い木の棒)

②ベニヤ板

③ネジ

 

ブログを見てくださってる方の中に木枠を作ろうと思ってる方がどいのくらいいるかわかりませんが、

「あ、やっべ、明日木枠必要だわ・・・」という状況に直面した時の参考にどうぞ。

 

まず小割ですが、今回55cm×55cmのパネルを作るので、

パネル1枚あたり、55cmの小割2本、51cmの小割(小割の幅2cm×2本分を差し引いた数値)2本を用意します。

説明むずい。

55cmの小割で51cmの小割を挟み込むようなイメージでねじ止めしていきます。

ウィーン

 

したらこんな木枠ができます。

この写真を見たら、55cmの小割で51cmの小割を挟み込むの意味が伝わりますかね・・・

 

で、ここに55cm×55cmのベニヤを重ね、木工用ボンドとネジ(あるいは釘)で固定すれば完成です!!

・・・と言いたいところですが、普通に小割の寸法ミスって、フレームとベニヤの大きさが合いませんでした・・・とほほ

 

明日また小割の切断作業と組み立てをする予定です。

 

パネルが3枚完成したら、次に漆喰もしくはコンクリートで表面をコーティングしていきます。

その工程もまたブログにまとめますー!

 

ではでは。


ミニチュアブローチたくさん作りましたー!

2022-02-25 21:13:13 | 日記

今月もたくさんのミニチュアアクセサリーを制作しました!!

 

マルシェルには、新しく4種類のミニチュアブローチを追加しています!!

ひとつひとつご紹介。

 

視力検査のブローチ

眼科や眼鏡屋さんで視力検査したことがある方ならきっとご存知のこの眼鏡。

初めて見たとき「なんだこれ、めちゃかっこいいな、欲しい。」と誰もが思ったはず。

 

 

鍵盤ハーモニカのブローチ(ピンク)

販売中の「鍵盤ハーモニカのブローチ」のピンクバージョンです。

ホースのつなぎ目から唾液が漏れてきて、床にたれたときめちゃくちゃ気まずい。

 

 

空気入れのブローチ

こちらは何年か前に一度制作していたブローチのリニューアル版です!

 

 

指輪のブローチ

 

昭和レトロな指輪のおもちゃのミニチュアブローチです!

左上に貼られた「¥360」の値札がこだわり。

 

是非マルシェルにてご覧くださいー!!!!!!!


ミニチュアブローチ量産中

2022-01-30 19:22:16 | 日記

1月30日(日)のささやかな日記。

 

☆今日のハイライト☆

赤信号で停車中、右折ウィンカーを出したいのに間違えて左ウィンカーを出す。

慌てて右ウィンカーを出すが、慌てていた僕はなぜか「違う左折だ!」と思い直して再度左ウィンカーを出す。

その後慌てて再度右ウィンカーを出し直し、バックミラーで後続車をチラ見。

あとで何となく調べてみると、左右のウィンカーを交互に何度も点灯させる行為には、「俺と勝負しようぜ!!」という意味があるそうです。


Let's バトル!!

ぶ〜ん🚗💭

 

換気扇のブローチ、絶賛大量生産中です!!

今後在庫をもう少し増やせると思いますので、その時は是非ショップも覗いてみてください〜!!


お掃除ロボットが幽霊を可視化

2022-01-28 16:49:55 | 日記

皆さん、霊感あります?

僕は全然幽霊が見えたりはしないんですけど、でも確実に我が家には「恥ずかしがり屋でファービーが好きな、女性のクリスチャンの幽霊」がいます。

いろんな人に話しても「絶対嘘じゃんwww」と軽くあしらわれるのですがマジです。居ます。

なんで我が家に幽霊がいることが判明したのか、その経緯をまとめますね。

 

幽霊とのファーストコンタクト

かれこれ3年ほど前ですかね、

僕は木造のボロいアパートに住んでいるのですが、幽霊とのファーストコンタクがありました。

リビングに面した大きなガラス窓。

カーテンが10cmほど空いてたんですよね。夕方、外が薄暗くなってくる時間帯でした。

僕はA型の几帳面なので、テーブルに置かれたティッシュボックスや文房具が綺麗に直角を保って整列していないと、イライラして夜しか眠れなくなります。

夕方に発見したカーテンの10cmの隙間、その日は特別その隙間に嫌悪感があり、急いで閉めようと手を伸ばしました。

するとですね、カーテンの裏側から人間の手で、しかも両手でぐわっとカーテンを押されたんです。

カーテンが大きくなびいて、全身を包み込まれるかと思うほどの勢い。

なびくカーテンの表面には、手のひらの形がくっきりと2つ確認できました。

その瞬間「あ、泥棒だ。」と思って急いでカーテンをめくる僕。

するとそこには誰も居ないどころか、窓すら開いていなかったんです・・・。泥棒でも、風の悪戯でもなかったんですよね。

 

「ああ、うちには幽霊がいるんだ・・・」

 

すぐ理解しました。しかも何故か全然怖くなくて、すんなり幽霊の存在を受け入れることができました。

霊感がある人って「幽霊見えても全然怖くないよー!」とか言いますけど、「嘘つくんじゃねえ!!!怖いわ!!」って半信半疑だったんですよね。

身を以て思い知りました。幽霊は実際に出くわすと怖くない。

 

 

幽霊との共同生活

その日から僕と幽霊の共同生活が始まったわけですが、どうやら幽霊は恥ずかしがり屋のようで、ずっとカーテンの裏にいます。危害も加えてきません。

それからしばらくはカーテンが動くことはなく、せいぜい視線を感じたりする程度だったのですが、

ある日友人を自宅に招いて談笑していたとき、

確か「俺ファービーのモノマネめちゃ上手いよ。」っつって友達に全力で披露していた時ですね、カーテンの奥から女性の笑い声が聞こえてきたんです。ぐふふって。

感動しました。幽霊が僕のファービーのモノマネで笑ってくれたんです。幽霊お墨付きのモノマネですよ。

その一件で、幽霊の詳細が「恥ずかしがり屋でファービーが好きな女性の幽霊」と、ここまで固まってきたわけです。

 

 

幽霊から知らない英単語を教わる

ファービーの件ですっかり幽霊への警戒心がなくなった僕は、すっかり二人暮らしの気分です。

植物に話しかけるのと同じように、僕はカーテンに話しかけました。

「そこにいんのか?」

「結露で服濡れないか?」

「何色のファービーが好き?」

しかし全く反応はありません。

 

「この家にも飽きて、どっかいっちゃったかな。」

 

そう思っていた頃、幽霊はまた姿を現しました。

 

その日僕はシンクに溜まった食器を洗っていたのですが、誤って皿を手から滑らせてしまったんです。

ガッシャーン!!と大きな音を立ててシンクに打ち付けられる皿。

その瞬間カーテンの裏側から「オーマイグッドネス!!!」って聞こえてきたんです。めっちゃくちゃネイティブな発音で。

その頃すっかり幽霊への恐怖心はなかったので、「オーマイゴッドじゃなくてオーマイグッドネス?なにそれ。」ととても冷静でした。

生まれて初めて聞く言葉。すぐさま僕は意味を調べました。

 

Oh my goodness!!

私たちがよく耳にするオーマイゴッドと意味は同じそうです。びっくりしたりテンションが上がった時に使う言葉。

ただ、オーマイゴッドという言葉には「神」という単語が含まれます。

宗教によっては、神という言葉を簡単に口にしてはいけないそうです。熱心なクリスチャンほどその傾向にあると知りました。

そのため、オーマイゴッドの代わりとしてOh my goodness!!を使うんです。

あなたは幽霊から英語を教わったことがありますか?きっとないでしょうね。

私はあります。

「Do you like Furby?」

 

その日、我が家の幽霊が「恥ずかしがり屋でファービーが好きな、クリスチャンの女性の幽霊」だと判明しました。

 

 

お掃除ロボットによって幽霊が可視化される

先日ついに我が家にお掃除ロボットが来ました。

時間の出来る限りを仕事に充てたかったので。

で、自動ゴミ回収機能付き、水拭き機能付き、部屋の間取りマッピング機能付きの、そこそこハイスペックなロボを購入。

スマホ操作でロボを起動すると、中央についたセンサーで部屋の間取りや障害物を感知。

自動で間取り図を作成して、効率よくお掃除をしてくれます。

 

▼部屋をうろうろしながら間取り図を作成するお掃除ロボ

 

初期設定も完了し、翌日から本格的に使い始めたお掃除ロボット。

お掃除が完了すると、どんなルートでお掃除したのかが表示されるので見ていて楽しいです。

しかしですね、僕気付いちゃったんです。

画像下半分の青色のエリアがリビング、そして右端のリアス式海岸みたいな部分が例のカーテンです。

見てください。お掃除ロボットが円を描いて何かを避けているのが分かりますか?

ここには何の障害物も置いてないんです。

そうです。つまりはお掃除ロボットが幽霊を可視化してくれたんですね。

 

 

ありがとう、お掃除ロボット

何年もその姿を見せてはくれなかったカーテン裏の幽霊。

まさかこんな形で私と対面してくれるとは・・・。感動です。

画像を見る限り、幽霊はお掃除ロボットが通り過ぎるのをじっと待っていたようです。怖かったでしょうね。ごめんなさい。

 

こうして一層幽霊の存在を強く感じた僕は、これから続く二人暮らしにますますワクワクするのでした。

See you sometimes!(いつかまたお会いしましょう!幽霊さん)