こんにちはー、最近急に暑くなって来ましたね。
先日、お仕事の関係でオリジナルクレヨンを作ることがあったので、その一部始終をお届けしようと思います!!
今回もそこそこ専門的な工程が多いので、全然参考にならないかもしれませんが「こんな作り方があるのか!!」程度にご覧頂けますと幸いです。。。
まずはオリジナルクレヨンの原型を作っていきます!!
今回はBlenderでモデリングして、3Dプリンタで印刷することにしました!
ほいっとな。
これはCGで作ったクレヨンの原型です。
下についてる三角錐みたいなやつは、後々漏斗のような役割を果たします。
円柱をベースに、カット、拡大縮小、カット、拡大縮小を繰り返してモデリングしました。
初心者の方でも比較的簡単に作成可能な形かと思います!!
こちらの3DをSTL形式で書き出し、今度はスライサーソフトにぶち込んでいきます。
スライサーソフトとは、モデリングしたSTLファイルを3Dプリンタで印刷できるように変換するためのソフトですね。
今回は最も代表的なCHITUBOXを使用しました。
青色の枠で表示された部分が、3Dプリンタの印刷範囲になります。
この中に収まるようにクレヨンの3Dデータ(STL)を並べていきます。
そしていよいよプリント開始です!!!
〜数時間後〜
印刷できました。
印刷が完了したら無水エタノールで洗浄、乾燥、UVライトでの二次硬化をしていきます。
場合によってはヤスリがけやサーフェイサーを吹いて仕上げますが、今回がそのまま型取りすることにします!!!
ハレパネに原型を貼り貼り。
型取り専用のブロックで周りを覆っていきます。
そして今回はこちらの透明シリコンで型取りをしていきます。
主剤と硬化剤を規定の分量で混ぜ合わせると、24時間ほどで硬化します。
シリコンを流し込んだ様子↓↓
シリコンが固まったら、お次はクレヨンを溶かして調合する作業です!!
今回はセリアの金属ボウルを使って溶かしました。
チョコレートを作っているような気分で楽しいやつです。
完全に溶けてサラサラになったら、いよいよシリコン型に注いでいきます。
そろり・・・そろり・・・
注ぎ終わったら冷蔵庫で冷やし固めます!!チョコレート作りとほぼ一緒。
〜数分後〜
慎重に型から取り出したら、オリジナルクレヨンの完成です!!!
見た目が悪いですが、こちらは絵を描く画材として使用するため問題ないでしょう!!!
こんな感じでクレヨン作り大成功しました!!!
参考になるかわかりませんが、どうぞ参考にしてください!!!
ではでは。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます