≪参考≫
原画サイズ:約33cm×24センチ
水彩紙(AVALON)使用
透明水彩絵の具(ホルベイン)、墨汁で着彩
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まずはこちらをどうぞご覧ください♪
いよいよ8月29日から韓国SBSで放送が始まるジュンギさんの新しいドラマ「月の恋人-歩歩驚心:麗」(日本題:麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~)のティーザー映像です

ティーザー第1弾『「血の君主」』
≪追記 2016.8.10≫
めっちゃ素敵なモーションポスターが出ましたので、こちらもどうぞ♪
8月末から本国で放送されるドラマが、有料チャンネルとはいえ日本のテレビ(KNTV)でも9月17日からキチンとした字幕付きで見られるって素晴らしい~♪
なので、今回はいつものヘンテコ字幕リアル放送のSHOW BOOMは契約せずに、9月からKNTVを契約して視聴しようかなと思っています。
それにしてもジュンギさん、素敵すぎます・・



仮面をつけた姿が何とも哀愁が漂うと同時に、クールで近寄りがたい雰囲気を醸し出していて王子の風格バッチリ

そして、やはりジュンギさんは「血」が似合う。
ジュンギさんといえば血糊!というくらい、今まで出演されたドラマでも数々の血まみれ姿を披露してくださいましたが・・・


実は私個人的には「血まみれ」とか「血がドバーーッ!」という描写はあまり好きでは無く・・・
なので、イラストにもそういった姿は描いてきませんでした。
しかし、ポスターにもなっている今回のワンソ王子の画像を見た時に、「ああ!これを描きたい!」とゾクゾクしてしまいまして。。。
ちょっと今までの自分の絵とは違った少しハードな雰囲気で、思い切って「血」も表現してみたい、挑戦してみたい!と思ったのです。
今回は「アヴァロン水彩紙」を使ったのですが、まともに水彩でこの紙に描くのは初めて。
真っ白い綺麗な紙色で非常に水の吸い込みは良く、個人的には荒いタッチやかすれた感じを出すにはかなり適している紙かなと思います。
しかし!
今回少し失敗した部分もありまして・・・
それはまた後ほどお話しします


では、今回の作品の製作過程をご紹介させていただきますね

まずは鉛筆で下描き。
今回は初めから水彩で塗るつもりだったので、鉛筆で描き込みはせずこの段階ではほぼ輪郭のみ描きます。
鉛筆

手前の血の付いた刀の部分にマスキングをして、色塗り開始。
カラー1

↑まだベースの色を軽く塗っただけですが・・・これだけだと目がギロッとして何だかコワイよ~~

カラー2ーA

今回はワンソ王子の髪を若干乱れ髪っぽく荒い感じにしたかったので、繊細になりすぎないように大胆に色塗りすることを目指しました。
マスキングインクが所々はがれているのは気にせずに(笑)
↓引きの画で見るとこんな感じですね。
カラー2ーB

はい、どんどん描き込んでいきます。
カラー3

一通り色をのせ終ったら、いよいよマスキングを剥がして刀の仕上げに入りましょう。
で!マスキングを剥がした後がこちらなのですが・・・
↓
カラー4

画像では分かりにくいかもしれませんが、実はこのアヴァロンという紙は表面が弱いのか・・・
マスキングをはがそうとすると一緒に紙肌がボロボロはがれてきてしまい・・ショック!・・・

まさかこんなことになるなんて

これぞ失敗は成功のもと(笑)
種あかし

刀の部分は、実はこうなっています。
別の水彩紙を用意し刀の部分だけを描いて後から貼るという、コラージュにヒントを得た方法を試してみました。
実は刀に「血」を描くのもその方が思い切って色をのせられるという利点もあり、かえってこの方法にした事で刀の部分が手前に浮き出て見えるという効果も期待出来るかなと思ったわけであります。
そしていよいよ私にとっての難関「血」ですね。
できるだけリアルに、実際の血液の色になるべく近づけるように絵の具を選択します。
そして、水をどれくらい使えば一番血液に近いドロッとした感じが出せるのか、どうやったら額からたら~っと流れる血や、血が飛び散る様子、刀にべっとり付いた血液を表現できるのか・・・色々試行錯誤して悩みました

血の色

そうして何とか完成したのが↓こちらの完成版ですね。
実は完成直前になって、今まで見ていたワンソ王子の写真と別の画像を入手し、実はこのワンソは頭の上部に髪飾りをつけて髪をまとめているという事が判明してまたまた愕然!!
そこ、描いてないし!!

幸いそれを描き入れる余白も何とか確保出来そうだったので、急遽描きいれた・・という次第であります

カラー5(完成)

では最後に、ワン・ソ王子のお顔アップをどうぞ

顔アップ

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