いきもの散歩

近所の自然観察、飼育している川魚の記録

今年最初のガサガサ

2018年01月15日 | 魚類
昨日の日曜日、朝方は冷え込んだが、日中は風がほとんどなく穏やかな晴れの天気。そこで、静岡県東部の小川で今年最初のガサガサをしてきた。


ヌマムツ?

たも網に入るのは4〜5cmくらいの未成魚ばかり。


タモロコ

タモロコは手前(奥はヌマムツ?)。


ドジョウ



カワヨシノボリ

多数を確認。
サイズは2.5〜4cmくらいの小さな個体ばかり。


胸鰭軟条数15本。
カワヨシノボリ or クロダハゼ類 [日淡会] によると、胸鰭軟条数を数えて14~17本であればカワヨシノボリでほぼ間違いなく、18本はグレーゾーンとのこと。


こちらは18本。数えて18本だったのはおそらく初めて。まあ、めったに数えないので・・・。
グレーゾーンということだが、状況的にカワヨシノボリと推測。


ミナミメダカ

ルー大柴の秘技である「リーフキャッチ」(水底の落ち葉ごと掬う)で3匹をゲット。


アメリカザリガニ

2cm程の稚ザリ。


##### 採集結果 #####
オイカワ(即リリース)
ヌマムツ?
タモロコ
ドジョウ
カワヨシノボリ
ミナミメダカ
カワニナ
アメリカザリガニ
* 静岡県では11月1日から翌年2月末日までオイカワの採捕は禁止されている(釣りは除く)


今回の一番の目的は、この小川でのカワヨシノボリの生息状況を確認することだった。この小川にカワヨシノボリが生息していることがわかったのは、2015年の夏。それ以来、半年に1回のペースで生息状況を確認したいと思っていたのだが、昨年はサボってしまった。そこで、今年のできるだけ早い時期に確認に行きたいと思っていた。
カワヨシノボリは日本固有種である。そして、静岡県東部ではいくつかの川でカワヨシノボリの生息が確認されている。しかし、静岡県東部は自然分布域ではないので国内移入種ということになる。どういう経路でこの小川に入り込んだのかは不明だが、完全に定着しているようだ。


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