いきもの散歩

近所の自然観察、飼育している川魚の記録

トンボ観察@12月中旬 〜暖冬傾向〜

2018年12月21日 | 昆虫類

12月中旬に観察したトンボたち。


アサヒナカワトンボ 橙色翅型♂, さすがに翅の色は褪せている


アサヒナカワトンボ ♀, 日向で暖をとる


アサヒナカワトンボ 橙色翅型♂


アサヒナカワトンボ ♀


アサヒナカワトンボ 橙色翅型♂

アサヒナカワトンボは6頭を確認。内訳は橙色翅型♂3頭、♀1頭、雌雄不明が2頭。今年はもう会えないと思っていたので、うれしいと同時に驚いた。自分にとって今までで一番遅いアサヒナカワトンボ、かつトンボの確認時期となる。昨年は冬の到来が早く、11月中旬から冷え込みがかなり厳しかったが、12月上旬まで見られた。今冬はここまで平年より気温が高めで、昨年と比べるとかなり暖かい。そのおかげで、まだ生き残っているのだろう。天気予報によると、気温が高い日がまだ続くようなので、更なる記録更新となるかもしれない。



アキアカネ♂


アキアカネ♂


アキアカネ♂


アキアカネ♂

アキアカネは田んぼで20頭以上に会うことができた。すべてオスでメスは確認できなかった。低温対策のために、熱を吸収しやすい地面や石の上など低い場所でひなたぼっこしていた。すぐ近くを小さな虫が飛ぶと軽く飛び上がり、捕食する様子が見られた。また、地面にとまっていた1頭が私に驚いて飛び上がると、そばにいたもう1頭がそれを追いかけるように飛び上がり、縄張りから追い出そうとする動きが観察された。平年より気温が高い日がまだ続きそうなので、もうしばらくアキアカネを観察できるのではと思っている。


ひっつき虫(センダングサ類の果実)の芒(のぎ)が翅に引っ掛かり、身動きができなくなってしまったアキアカネ


@気温1ヶ月予報@東海地方(日本気象協会2018/12/20発表)
12/22〜12/28 高い
12/29〜1/4 低い
1/5〜1/18 平年並または高い

暖冬傾向のおかげで、今年は年末までトンボ観察が楽しめそうだ。


P.S.
NHK BSプレミアムで放送の「にっぽん縦断 こころ旅」の2018年秋の旅・最終日を見た。今回の目的地は沼津市の千本浜(昨日の放送は伊豆の国市だった)。伊豆の国市から沼津市に向かって狩野川沿いを自転車で移動したようで、映像には私が時々散歩する馴染み深い場所が映っていた。火野正平さん、久しぶりに見たけど69歳か。この番組での役者ぶりにこころ揺さぶられた。


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