いきもの散歩

近所の自然観察、飼育している川魚の記録

昆虫類@9月中旬 〜イオウイロハシリグモ(?)のまどい等〜

2017年09月25日 | 昆虫類
静岡県東部で9月中旬に撮影した昆虫類(トンボ、チョウ、バッタを除く)。



ツクツクボウシ
路上にいた個体。簡単に手で掴むことができるほど、元気がなかった。



ホオズキカメムシ
ヘリカメムシ科。

wikipedia
名前の通り、ホオズキを食害するほかにナスやトマトなどナス科、サツマイモなどのヒルガオ科の植物など、多くの作物に害を与える農業害虫。




クモヘリカメムシ
@富士山麓の里山
ホソヘリカメムシ科。
書籍「静岡県田んぼの生き物図鑑」では、田んぼの害虫として紹介されている。成虫越冬し、越冬場所が山林であるため、水田における発生も中山間地や山林近くで多いとのこと。



ヒメアカホシテントウ
林縁にて見つけた5mm程のテントウムシ。小さくて、1対の赤い紋が特徴。オーストラリア原産で、成虫・幼虫ともにカイガラムシ類を食べる益虫ということで日本に導入されたとのこと。ケヤキの樹皮の下などで成虫越冬する。



ヒメバチの仲間(?)
@富士山麓の里山
触覚の途中が白く、胸背部に白い紋があるという特徴から、簡単に同定できると思っていたのだが甘かった。こちらの写真の個体と非常に似ているが、未同定となっている。ハバチやヒメバチの同定は難しそうだ。





イオウイロハシリグモ
@富士山麓の里山
成虫はイオウイロハシリグモのスジボケ型と思われる。
フィールドでは気づかなかったが、成虫の右下に写っているのは「まどい」(卵嚢から出た幼体がしばらくの間その場にとどまる)で、それを守る母グモということだったのだろうか。
写真2枚目はそのすぐ近くで見つけたまどい。母グモは見かけなかったが、イオウイロハシリグモ(スジボケ型)か、それに似た種(スジボソハシリグモ等)を思わせる。私が少し動くだけで、幼体たちはそれに反応し、わらわらと動いた。


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