正社員になるための道

非正規から正社員を目指すならまず確認!

パートから正社員を目指す介護職が享受できるメリットとは?

2023-07-10 02:28:25 | 正社員登用

正社員登用を利用して非正規雇用から正社員になる大きなメリットは、何といっても雇用環境が安定することです。正規雇用されることで、いきなり解雇されるといった心配がなくなります。また、厚生年金や社会保険にも加入でき、さまざまな面で「守られる」立場になるのです。このメリットのために、パートから正社員を目指す介護職も多いようです。

もうひとつ見逃せないメリットに、介護職としてのスキルアップの機会が得られることも挙げられます。介護施設・事業者の立場からすると、正社員には長く働いてもらうのはもちろん、施設のサービスの質の向上に寄与してもらう必要があります。そのため資格取得やセミナー・研修への参加といったスキルアップの機会をサポートしてくれることが多いのです。職場によっては半ば強制的にこうした機会への参加が求められることもありますが、将来のキャリアのことを考えればメリットと受け取れるでしょう。

ほかにはキャリアアップ・昇給の機会があること、福利厚生を利用できることなどが挙げられます。なかなかキャリアアップの機会が得られないことが介護業界のデメリットとして挙げられることもありますが、施設長やマネジメント職など、経験を積むことでたどり着けるキャリアもありますから、正社員はそれを目指す上でのスタートラインと言えます。福利厚生に関してはメリットであると同時に、正社員として就職・転職を目指す際にどれだけ充実しているかをチェックする重要なポイントともなるでしょう。


介護職が正社員登用制度を使う前に知っておくべきこととは?

2023-06-16 02:28:25 | 非正規

正社員登用制度とは、非正規職員を正規職員へ切り替える制度を指します。介護業界にもこの制度がある施設があります。この登用制度は施設ごとに違うので、利用したいと思った時点で上司に制度についてしっかり確認しておくことが大切です。

まずは正社員に登用されるための基準を確認します。一般的な基準は働いている期間や仕事の功績です。介護職の場合は、登用試験を受けるところが多いです。これに合格すると今度は上司との面談が行われ、お互いに条件が問題ないと判断されると正社員への転換が決まります。試験を受ける前には基準を満たしていることが条件となるところが多いので、実際にはどのような介護職が正社員に転換されたのかどうかを聞いてみるのがいいでしょう。これからの働き方の参考にできますし、キャリアアップを図るためのモチベーションも上がってきます。

試験についても、どのような試験になるのか、適性検査なのか小論文なのかなどを確認しておくと安心です。上司に直接聞くのもいいですし、登用制度を用いて正社員になった先輩に聞いて参考にしてみてもいいでしょう。実績も確認しておく必要があります。制度があるだけで正社員に転換した実績がないのであれば、その制度は働いていないことになります。正社員になった後のことももちろん確認します。勤務時間や休日はもちろん、給与や待遇、福利厚生も知りたいところです。非正規とあまり変わらない処遇であれば、努力して正社員になるより転職を考えた方がいい場合もあります。正社員登用制度の活用に迷いがある方は、こちらもチェックしてみてください⇒「介護職で正社員登用を目指そう!