「これも全て愛の力が為せる業……。城主、受け止めてちょうだい♪」
「うふふ……いっぱい活躍して、城主にご褒美もらわないと♪」
豊臣秀吉が最晩年に御所南東部に築いた京都新城。幼き秀頼の居所であったが、築城翌年に秀吉が死去した後は、大坂から移った秀吉正妻の北政所の屋敷として使われた。色っぽい雰囲気を持つ大人の女性。大人っぽい余裕を持ちながら、それを上回る城主への深い愛ゆえに、独占欲が時折(?)表に強く出てしまう。でも城主には大人の女性の魅力で迫りたい。神出鬼没でいつもどこからか現れるが、二人きりのときは城主にべったりで離れない。