「催し物が行われているようです。いえ、自分はここで。遠くから賑やかな灯りを見ているのが好きですので。」
都から伊勢に通じる要衝の地・水口に、三代将軍家光が上洛する際、将軍家宿館として築かれた水口城。作庭や茶人としても名高い小堀遠州が作事にあたり、二条城を模した豪華な御殿が築かれた。忠義に厚い伊賀流の忍者。寡黙で自分からは積極的に話すことはなく、必要な情報のみを一方的に話す。真面目で忠誠心が高いが故に城主を最優先にしてしまい、その他のことがおろそかになってしまうことも。忍者としての腕は優れ、気配を消して近づくことが出来る。しかし、癖で普段からも気配を消しており、周囲から驚かれることも。