「春日山城っていいます〜。越後の国で、上杉謙信の居城として活躍してたよ〜。正義とお酒と出家が大好きで~す。だいじょぶだいじょぶ。あたしの周りにいれば、弓とか矢も当たらないから~。なんていうの~。あたしってさ、超超超ラッキーガールなんだよねぇ~。
上杉謙信の居城として知られる春日山城。日本五大山城にも挙げられるほどの名城。上杉謙信の影響か、酒が好きで、日がな一日酒を飲んでいるときも少なくない。
春日山の山頂に築かれた天然の要害。もともとは越後国守護の上杉氏の詰め城だったが、その後、城主は守護代の長尾氏となり、上杉謙信(元長尾景虎)、上杉景勝の四代の居城として名をはせる。謙信の時代は一度も攻められることはなかったが、謙信の家督を廻る争いである御館の乱では、本丸(上杉景勝。謙信の甥)と三の丸(上杉景虎。北条氏康の子で、謙信の養子)の間で城内戦が行われた。