「我が名はオレンジ城ッ!貿易港を兼ねた城砦を起源とするアジア貿易のパイオニア的存在なのだ!先駆者とは常に、挑戦者である!アタシが来たからにはもう落ち込んでる暇などないぞ!さぁ、兜から世界を救うぞ!」
1623年、オランダ東インド会社によって台湾の一鯤鯓に築かれた簡素な砦が原型とされ、翌年には商業の拠点を澎湖から台湾本島に移して、この砦をオレンジ城(奧倫治城)と名付け改築し、貿易の拠点とした。1627年にはゼーランディア城(熱蘭遮城)と改名し、1632年に第1期工事が完了した。名前の由来は、オランダ王家のオラニエ(Oranje)から。台湾語だとオレンジ・オラニエは共に奧倫治となる。