「郵便局の木」なるものがあるのはご存知?
大通りをはさんで、きらきらのハービスエント。
その向かいに1本ぽつり、
誰にも注目されず寂しげに立っている。
これは『タラヨウ』という木だそうで、
椿のように厚く光沢のある葉が特徴。
(しかし大阪中央郵便局のタラヨウには光沢は感じない。ちょっと拭いてあげたいかも)
その葉っぱの表面を傷つけると黒くなるので字や絵がかけちゃうんだって。
それで、古代インドで写経に使ったり、
戦国時代には武士が手紙にしたりとかしていたそうな。
ハガキ、つまり葉書の語源となったとも言われている。
なるほど。
平成9年、郵政省がこの木を「郵便局の木」に指定。
各地に増やす運動を行っているそうだから、あなたの街の郵便局にもあるかもしれないよ。
ちなみに今でも実際に葉書に使用することもできる。
この葉に宛名を書いて切手を貼れば郵便としてあつかってもらえるんだそうだ。
(これって定形?・・じゃないか。
何円切手を貼ればいいかは郵便局でおたずね下され。)
字を書くと1分ぐらいしてじわ~っと黒く跡が残るんだそうだ。
無性に何か書いてみたくなったが、
たった1本、それもなんだか弱々しく立っているこの木の葉をちぎることができなかった。
5月頃には小さな花を咲かせ、秋には赤い実をつけるらしいので、
通る度に気を付けて見てみようと思う。
そして今度どこかの山で見かけたら、葉っぱ1枚ちょっくら拝借。
ラブレターでも書かせてもらっちゃおうかな~。
ぶふふ。
いとをかし。
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imai naomi
ヒロン♂
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