食べたことがなかった本場のローストビーフ。
一度ぐらい食べてみようかな。
せっかくなので、たまにはリッチに
ローストビーフならここ!と誰もが言う
「シンプソンズ」へ。
ホテルのコンシェルジュに予約をお願いする。
ちょっとアゴが印象的な彼
「わーお、シンプソンズへ行くのかい?そりゃ最高だ!」
みたいなことを早口でまくしたて
笑顔で送り出してくれた。
チャリングクロス駅を降りて歩く。

夜が近づくトラファルガー広場。

憧れの!サヴォイホテルの隣に
「シンプソンズ(Simpson's in-the-Strand)はある。

立派な入口に気後れしてしまうけれど、
とってもほがらかに迎えてくれた。
古い重厚感ある店内と
明るく朗らかな応対。
雰囲気とってもいいね。
生でのピアノ演奏も、ええ感じ。
メニューを前に激しく悩む。
コース料理もあるけれど
食べきれる自信がなく、
結局
スープとローストビーフだけをオーダー。
スープ、めちゃうま。
幸せ。
ででーんとやってきたローストビーフ!

眼の前で取り分けてくれる。
グレイビーソース、ヨークシャー・プディング、ホースラディッシュのうち
どれが必要かと尋ねられ
わからんので「全部つけて」と答えた。

これぞトラディショナルスタイル。
行かれるなら「レア」がおすすめ。
お肉のジューシーさ柔らかさをご堪能あれ。
そばのテーブルはお誕生会だったみたいで
ケーキが運ばれていた。
いずこも同じ。
嬉し恥ずかし笑顔ってええなあ。
お客さんには日本人も多かった。
ハネムーンかな。
あちらはビジネスだな?なんて眺める。
それぞれの特別な時間だね!
【Simpson's in-the-Strand(シンプソンズ イン ザ ストランド)】
住所:100 Strand
London WC2R 0EW
電話:+44 (0)20 7836 9112
svy.simpsons@fairmont.com
早い時間のお得なメニューなんかもあり!
シャーロックホームズも訪れた(物語の中に何度か登場します)という
歴史あるレストランです。
翌日・・
アゴのコンシェルジュが声をかけてくる
「シンプソンズは、どうだったかい?
もちろん、ローストビーフは食べたんだろ?」
美味しかったよと答えると嬉しそうにさらに続ける。
「あの後、フランス人のグループがシンプソンズに行きたいって言いに来てね、
電話したけど、もう満員さ。
きみでラストさ。ラッキーだったね!」
と、やっぱり早口で。
次々断られるフランス人の物まねも披露してくれたのでした
