ど~も伊舞なおみです

ロンドン自然史博物館

1月17日は毎年、悩む。
大きな被害にあったわけでもない私に何が言える?って葛藤もあるし、
でもほかのことを書くのも違うと思ってしまうし、
悩んで結局、何も書かなかった年も多くなってしまってた。
過去のブログを振り返ってみても
ほぼ毎日書いている年なのに1月17日だけ何も書いてなかったりして。

でも、
もう、テレビでの取り扱いも減ってきちゃったし
何でもいいから書こう。たわいのないことでもいいから書こうと、
去年決めたのです。

で、
今年のお話は。

2006年に訪れた、
イギリス・ロンドン自然史博物館でのこと。


実はロンドン自然史博物館には、19994年にも行ってまして。
めっちゃ自然に興味がある人みたいですけど、そういうわけではなく(笑)
ケンジントン駅近くて便利だし、
建物かっこいいし、
入場無料だし、ゆったりできるし、

入口入ると、でっかい恐竜の骨。迫力です!


吹き抜けの広い空間。
映画ナイトミュージアムのモデルは、ここではなく、アメリカの自然史博物館らしいけど、
でもあれを想像してみてください。
まさにそんな感じ!

で、地球の中を抜けるようなエスカレータ―で一気に3階へ。
確か、火山ゾーンだったけ?


不意にあらわれた日本語。

【 神戸 】

え?

94年に訪れたときにはなかった、
阪神淡路大震災のゾーン。

不意打ちだったからか、
記憶が一気によみがえったからか、

入る手前で足が止まり、
涙。

地震で揺れたあとの(店内に物が散乱している)スーパーマーケットの店内を再現。





商品も日本のものがちゃんと置かれていたと思います。
映像、地図、揺れの体感、
ちょっとつっこみどころはありましたけど、
でもとても丁寧に、
結構なスペースをさいて展開されていたのです。

(おまけ的に:
展示されていた地図が気になって、
今の地図で探してみました。

兵庫中学とあるので、まずはそこを探しましょう!
で、その周りを見てみる。
あーそうか、南北が逆なので、判読に少し時間がかかる。
あった!「日の丸タクシー」
「幸」は、喫茶店だ!
「しっこすラーメン」?
「もっこすラーメン」ですね。
で、「えじや」がなかなかわからなかったのだけれど、
ありました~。
「えどや」だわ。
「江戸屋家具店」これでしょう!?
もちろん、「大知木材」も実在で。
ちょっとたどたどしい文字に、
当時は雰囲気なのかなとぼんやり思っていて申し訳ないっ。
とてもちゃんとした地図だったのですね。)


異国の地で、
あの震災を考えよう、伝えようとしてるんだということに
驚きだったり、感謝だったり、意義だったり、
いろんな気持ちがおしよせて
一瞬時が止まった出来事でした。

地震がめったにおきないイギリスの人たちは
何を感じて見るのだろうな。

のちに、形をかえ、
東日本大震災の映像も加え、
今もこの展示は続いているそうです。

※ロンドン自然史博物館の公式サイト(英語)



写真はテムズ川ではなくて、昨日の淀川!(^_-)-☆
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