静岡おでんの五か条というのによると、
１， 黒いはんぺんが入っている。
２， 黒いスープ（牛すじ）
３， 串にさしてある。
４， 青のり、だし粉をかける。
５， 駄菓子屋にある。
以上を満たしたものが正統派静岡おでんなんだそうだ。
なんだと？駄菓子屋でおでん？
おでんが串刺し？
驚いた。
関西人の私としては、真っ黒なお汁にはあまり興味がわかなかったが
串でもさせるために、
『形がしっかり、だけど中まで味がしむ』ための下拵えには興味津々。
で、翌日早速トライ。大成功。
こいつはいい！と、以来私流に取り入れさせてもらっている。
では…
【我が家のおでんのできるまで】
☆前日の夜
ジャガイモと大根の下拵えをする。
ジャガイモは皮つき丸まま。
大根はおでん用に輪切りにする。（もちろん十字の切目を入れたり面取りなんかすると尚良し。）
それぞれ水から茹でる。（大根は米のとぎ汁でゆでるといいんだけど、面倒だったら、米を一掴み一緒に入れるだけでも美味しくできるっすよ！）
３０分ぐらいかな。
串が中まですっと通れば火を止める。
ちょいと硬いぐらいでＯＫ！
ジャガイモはざるにあけ
大根はそのまま蓋をして
一晩置く。
そして私も寝る。（テレビでは８時間置くとか５時間置くとか細かいことを言っていたけれど、私の場合寝ている間置く。ということにした）
☆朝
起きる。
玉子をゆでている間に、ジャガイモの皮をむく。（多分手でするっとむける）
ゆで玉子、ジャガイモ、大根に加え、平天などの練り物などなどお好みで入れ
普通におでんとして味付け、煮込む。
ほど良く煮えたら火を止め
出掛ける。
☆夜
帰ってくる。
温める。
食べる。
うまい。
以上！！
面倒なようで、やってることは簡単。
テクニックではなく、時間が美味しくしてくれる。
もちろん、翌日も更に楽しめるってのが、また魅力よね。
（写真）我が家おでんの一部
うちのおでんは練り物多し、かなり全体的に茶色い。
家庭によって、これが入ってなければおでんじゃない！ってのがあるんだろうな。
あなたが、おでんで好きな具はなあに？
教えてけろ。
