ど~も伊舞なおみです

毎日かあさん

「毎日かあさん」が映画になるんだって!と
最初に聞いたときは、驚いた。
何が驚いたって、そりゃ、
夫婦役を、もと夫婦の小泉今日子さんと永瀬正敏さんがやるって
どうなん!?
なんという勇気あるキャスティング!とびっくりしたら、
監督が、小林聖太郎氏だと聞いて、二度びっくり。
(※聖太郎氏とは、紙芝居で行ったドイツで出会いまして、
以来、なんか仲良しに・・)

で、昨年、試写会を観せてもらった。
何やかんや言っても気になるやん?もとご夫婦のお二人。
それと、もし!あんまり面白くなかったら
聖太郎氏に後で、なんと言おう?とか(笑)
雑念たっぷりで観はじめたにもかかわらず
そんなことはすぐにすっかり、忘れてしまった。

改めて、素敵な役者さんなんだなあ・・って。
巧みさが際立つというより、自然な感じで。
ちゃんと家族なのよ。
子役の二人も何とも言えない可愛らしさで、
たまらんし!
(子供たちが自然に演技できるように、
お二人は撮影時間以外も
子供たちと親子のように触れ合って過ごしていたんだって)


ああ。観て良かった!と思えた、いい時間。,


年明けて、今日27日。
試写会の舞台挨拶で監督も大阪に来ると言うので、
がっつり見に行って来た(笑)

そっから、
古くて雰囲気たっぷりの中華屋さんへ。
この日、司会を務められていた 森川みどりさんも一緒に。
わー!!!(緊張する!)

(写真は御堂会館楽屋にて)

おすすめの唐揚げ美味しかった。サラリーマンでいっぱいだった。お店のおっちゃんのランニングも素敵だった。ビールのポスター古かった・・

その話はどうでもいい?

ぶっちゃけこのキャスティングは戦略なの?と
聖太郎氏に聞いてみた。

「いやいや。逆にマイナスかなって思ったぐらい。
芸能ネタになっちゃうのは、
映画を見てもらう時に邪魔かもと」危惧したらしい。
でも、小泉・永瀬両名は
「それは仕方ないよ。
どんな形でも、映画を知ってもらえるきっかけになったら、
それで観てもらえるなら、良いんじゃない?」
そう言ってくれたんだそうだ。

もちろん、お二人に受けてもらえるまでにスッタモンダもあって。
監督としては、個々の役を考えて、ぴったりなんじゃないかと
割と早い時点から思っていたらしいんだけど、
最初、提案した時は、誰も本気にしてくれなかったそうな。
「監督ぅ、そういう、ブラックジョークはいいですから」
とスタッフに笑い飛ばされるところからのスタート。
だけど、めげずに言い続け、
だんだん周りをその気にさせ、
ついには、お二人を説得し・・

その説得あれこれの話、
自腹で勝手に行ったロケハンの話、高知の海の話とか、
子役の二人の話、
憂歌団の話などなど・・
面白い話、ええ話満載やった。

映画は、実話ベースだし、ご主人が亡くなるし、
「泣ける」と言われてるんだけれど、
観てみるとね、決して「泣ける」押しではないんだ。
日々の笑えること、ばかばかしいこと満載。
キャッチコピーは、
「泣いてるひまがあったら、笑おう」
力強いし、楽しいねん。

「いろいろあるけど、人生は楽しい」
そう思ってもらえたら・・てさ。

ラストに木村充揮さんの「天使のだみ声」が流れてくるのもいい!
エンドロールで流れる写真もすごくいい!
(永瀬さんが撮影の時にさげていたカメラで、
本当に撮りだめていた自然な家族の写真。)

ほんま最後の最後まで観てほしいな。

(あと・・個人的には、「テント」さんが出ているのもツボ。
ある意味、ヒーロー役よ!?しっかり観てね。)


映画「毎日かあさん」オフィシャルサイトはこちら。
2011年2月5日(土)全国公開
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