いのっちGM9

私が所属している「TEAM OLIVIER」で、なんちゃってGMをやってます。

福岡県飯塚市紀行

2002-09-15 00:02:10 | 
<001. 人生の分岐点>

 人生を振り返る時に、「あの時こうしていれば・・・」とか「あの時こうしていなければ・・・」と思う分岐点が、多々あったと思います。それが学校だったりとか、出会いだったりとか・・・。人それぞれではありますが。

 果たして、私自身の始まりはどこにあるのだろう・・・。
皆さんは、そう考えたことは有りませんか?

 私は、初めて一人暮らしをしていた頃だったかもしれません。

 そんな、私の始まりの場所で思い出の場所。「福岡県飯塚市」へ今回は旅発つことにしました。


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<002. 久々に乗りなれた列車に乗るはずが・・・ >

 長崎に戻って来てから、以前2回程訪れましたが・・・。
それでも、○年ぶりの飯塚市との再開です(^^;

 JR博多駅より、朝早く出かけ、列車に乗り込もうとしたら、以前は「篠栗線」という路線名称だったが、去年から筑豊本線と合体し「福北ゆたか線」という名称に変わったらしい。変なの~(笑)。
 時代の流れに対し、少し違和感を覚えながらも、列車の旅を楽しむ。
 路線名は変われど、列車から見る窓の風景は変わってません。
うぅ~、やっぱりこれだよこれ。

 そんな中、列車待ちのため、駅で数分間の停車。
 デジカメもあることだし、列車の写真を撮影しておこうと思っていたら、高校生さんが大量に乗り込んできて、写真を取る時にかなり恥ずかしかった(^^;



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<003. マイホームグランド駅「新飯塚駅」 >

 終着駅である長崎駅より南部の方に住んでいると、路面電車には乗れどもJRに乗る機会はあまり有りません。
 私にとって、新飯塚駅は唯一のホームグランドの駅になります。

 久々の飯塚でまずビックリしたことは、駅がかなりパワーアップしていたことです。


 自動改札は勿論。建物自体が大きく変化。
 「こんな新飯塚駅、俺は認め~ん(怒)」
 あの馴染み深い古き良き小さな「新飯塚駅」は、一体何処に・・・(涙)
 しかし、逆に廃れてしまうよりは全然良いので許す事にしてあげた。


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<004.第二の故郷を巡り、思い出が蘇る >

 変わらない場所やすっかり変わってしまった場所。
その場所へ行くと、色々な思い出が蘇ってくるものです。
故郷を巡る旅って、なんだか良いものですね。

 さすがに全部行く事は出来ませんでしたし、写真を撮るのを忘れていた場所も(^^;
 それでも200枚以上撮影してしまって、途中でデジカメのスマートメディアまで現地調達したりとかもしました。

 普通に紹介しても、多分、読んでてつまらないと思いますし、公開できない(?)内容もありますので、かいつまんで、掲載いたします。


● まだあったぜ!!この看板。。。

 以前住んでいた頃から同じ場所に設置されている看板。
 今もなお「トレンディなグルメ」という言葉という言い回しをする時点で、「トレンディ」では無いと思うのは私だけ?
 「トレンディ」という言葉が、逆に古臭さを感じてしまいますね。


●今も健在。興味が注がれる看板

 「なみだが ちょちょ ぎれるごと おいしい チャンポン」がある店。
 以前食べたことが有るのですが、残念ながら私は「いなかっぺ大将」の大ちゃんみたいに、涙はちょちょ切れませんでした。


●嘉穂劇場

 「嘉穂劇場」という昔ながらの劇場です。
 舞台はやってない日だったのですが、見学は出来るということで、久々に劇場内で昔の思い出に浸っておりました。

 別に舞台に立って何かをやっていたわけではなく、日雇いバイトで裏方さんだったのですが・・・
 舞台を組み立てたり、劇中にスポットライトボタンを押したりと・・・。今思えば、大変貴重な経験をさせてもらいました。
 
 一般の人では見物できない場所から舞台の裏から見ただけなのですが、今見にきているお客さんのために、生で演じる役者の皆様。その舞台を楽しんでくれるお客様。

 劇場内が一体となることによって、素晴らしい舞台が生まれるんだなと、裏方の私でしたが純粋に感動した記憶があります。
 舞台に対する思い。舞台で演じることの魅力。

 舞台で演じられた役者さん達は、私よりも強い充実感を得られたはずではないでしょうか。


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<005.飯塚オートレース >

  久々に「飯塚オートレース」へ出かけてみる。
 オートレースと聞いて、鈴鹿サーキットとか、自然の中を走るバイクレースなどをイメージされる方がいるとは思いますが、それとは違います。
 元SMAPの森君が、オートレース選手になるために、芸能界を引退した。そう、あのオートレースです。


●オートレースとは、競馬・競輪・競艇とならぶ公営競技のひとつで、アスファルトでできたオーバルコース(だ円形の競走路)をオートバイ(マシン)で駆け巡り、スピードを競う熱い競技なのである。

●オートレース場は、全国に6場(船橋・川口・伊勢崎・浜松・山陽・飯塚)有り、競走路は1周500mで、走路は内側に少し傾斜している。基本的には3100m(6周回)でレースが競技され、全車(8台)が同時にゴールインするように、距離ハンデで行われています。(早い選手は、遅い選手より後方のスタートライン(10m毎最大100m後方)からのスタートとなる。)
 これがまた、70mの後方スタートなのに1着になったり・・・。遅い選手が強い選手の追い上げを振り切り、粘りきってゴールしたりするんで、見てるだけで面白いんですがな。

●オートレースでは、「セア」(Super-Engine of Auto Race)はオートレース専用に開発された600ccのエンジンを使った愛車を所有し、調整・整備は個々の選手に委ねられています。
 選手の運転技術は勿論、愛車の調整次第で性能も勝敗の行方も大きく変化します。。

 それぞれの選手が、早く走るためのコダワリは、選手の日々の調整により完成させる。まさに芸術作品!!。



 まぁ、ざっとした説明はここまでにして。。。

 飯塚オートレース場に到着。

 車券を買わずに、レースをまずは観戦することにしました。
スタートラインでのエンジン音が場内に響き渡ると共に、私の心も”ドキドキ ワクワク”と次第に高まり。。。

 スタート!!。
必死に逃げようとする軽ハンデの選手、強い選手との激しい戦いが1周500mという狭い舞台で繰り広げる。
 かっちょえー(感激)!!


 全然スタミナが足りない「スタミナ8ミリハンディカム」で映像撮影しようと思っていたのですが・・・
 テープ買ってくるの忘れてたよ(^^; 保存できないっすよぉ~(泣) 持ってくるの重かったのに~。
 よって、今回はレース観戦に集中することにして、撮影は次回に持ち越そうと思います。
 (レース中の写真も、満足いくものが無かったので掲載を割愛させていただきました。写真でお伝えできないのが、残念でなりませんが・・・)


 オートレース場の車券購入窓口の近くには、10程度の予想屋が当日の予想専門誌を発行しております。それを購入すると、それぞれのレース直前予想まで教えてくれるというオマケつきです。

 見ているだけでも面白い。
 「今回は、大きく狙え」とか「今回は、穴予想」とか様々な切口で、予想誌を売ろうと必死になっております。


 そこで私は、「コンピュータ予想」という歌い文句の予想屋から情報誌を買うことにした。
 昔とは違い128ビット機とかが出回っている現在。「こりゃあ、きっと凄いに違いねぇ~!!」と。

 購入後、「さすがはコンピュータだ。」と関心してしまうことに。。。
だって、購入直後の2レース連続的中しちゃいました!!。
 「本当、コンピュータ様様です。」

 しかし、その後のレースは・・・(^^;

 「大船に乗ったつもりでいたのだが、私はどうやらタイタニック号に乗っていたようです。」
 「コンピュータ予想は、実は電卓なのか」と思う始末。


 まぁ、散々な結果でしたよ。
 最終レースこそは当たるだろうと、予想屋に直前予想を聞きに行こうとしたら、
「いない。逃亡してやがる(怒)」

 おかげさまで「甘い言葉には気をつけろ!!」の言葉の意味を身をもって体感させていただきました。


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<006. 今回の旅を振り返って >

  「いつまでも変わらない風景。一緒に時を過ごした仲間達。そして、楽しい思い出。」
一生変わらないと錯覚してしまうくらい、それは私にとって当たり前すぎるの存在でもありました。

 そう、「絶対に色あせることはありえない」と思えるくらいに---。