断崖に咲く向日葵のように

余白に書き足すような



45で消えることが出来なかった。
つまり終われなかったことで、
それからを、
僕は「余白」とした。

余白を埋めるのではなく、どうにか埋めたいというわけでもなく、
ただその余白に何かしらを書き足すような、
それは教科書の隅に書いた落書きのように、
それにどんな意味があるのか、意味なんて無いのか、
自分にも誰にもわからない、
そのようにモノを余白に記すように息を吸ってそして吐いた。
45のほんの少し前に、ギターを手にしていた。
死ぬことはないが、治ることもない「ソレ」を
医師に突き付けられたと言えば大袈裟だが判明した。
明らかになったことで、
絶望と安堵と怒りや苛立ちを誰に(どこに)もぶつけられないという事実が混ざり合ったモノは
まるでずいぶん苦くて渋不味いブラックなブレンドコーヒーのようでいただきたくなどなかったが、
だからって、カフェラテやコーヒーフロートのような、そんな甘い夢のような現実や現状が
この身に起こるだなんてことは思っていなかったのだが。


他人とのくだらない勝ち負けなどそもそも興味無いし、
「僕は僕」なのでそんな無益な争いはしないのが一番。
くだらなくつまらないそんな勝利なら、誰ぞにくれあげるよ。
だけど、
ブラックなブレンドコーヒーの現実は自分自身との戦いだ。
何が「勝ち」なのかよくわからないし、
なんにしたってその事実に勝てる気なんてしないが、
とは言え、負けたくはないんだ。
だから自分をぶん殴るように、ボロボロに傷つけるように
自分自身と差し違える覚悟で勝負してみた。
玉砕覚悟。。。だけど倒れる時には前のめりに。
そう思っている。
いまもそう思っている。
そして、これからも、だ。

余白にはただでさえ不器用で人前で楽器を演奏して歌唱するなど考えたこもなかった男の
悪戦苦闘の日々が綴られるように記憶と記録となっていった。

ギターのコードをそれほど多く覚えていない段階で、
いつのまにか作詞作曲なんてことも始めてみた。
もともと子供のころから作文や文章を書くのが好きだったのが要因なのか、
詩(歌詞)はわりとさらっと書けた。
ただその言葉や文字にメロデイーが乗せられなかった。
ムリに乗せようとすると、逆にまったく乗らないことがわかった。

そんなことの日々が
その余白に書かれていったんだ。
いつまで続くのか、続けるのかわからなかったが、
その延長上に、
2024年3月17日という日があって、
まさか「10th ANNIVERSARY LIVE」だなんて言葉が出てくるだなんて
そのときは思いもしなかったんだ。




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