名前は前から知っているお店だが、来店は初めて。
もとは映画館だったという建物が今はライブハウスと言うかライブを行えるホールになっているということで、
どんな感じや雰囲気なのか、音響は？照明は？そしてそこに立つなおきさんはどんなステージをするだろう、
と楽しみがたくさんある夜となった。
昭和時代の名残のような１軒建ての映画館をイメージしていたのだが、その場所にたどり着くと、
何ていうか、、、雑居ビル？的な建物が、、、、、。 ここだよな、、、、外観からはライブを行うホールがあるようには
自分には見えなかった。
会場は４階と聞いていたので、エレベーターに近づくと、
wahahhahaha！！と大きな声で笑いながら数人のマスクをつけていない大柄な男性の外国の方たちが
別方向からエレベーターへと歩いてきた。
差別も偏見も無いつもりでいるのだが、正直ちょっとビビったぞ(;^_^A
っていうか、あまり一緒にエレベーターに乗りたくないなあって言う思いは、
彼らが誰一人マスクを着用していないからだけではなく、自分よりかなりの大柄で
二の腕が明らかに自分の太ももより太い。。。。。そのような男性が４人。
エレベーターが「密」になるのは必至。
なんて言うコトを書いても、それはそれとして、やっぱり単純にビビったんだよね。
「こわい」のか「やべェー」だったのかはわからないのけど、苦手意識とかそういうのではないモノを
直感的に思ってしまうというのは、よくないよなぁ～と、
エレベーターに乗る彼らを見送ってからそんなこと思った。
英語が少し話せたなら違ったのかなぁ。。。。
話が最初から逸れたが、とにかく今夜の目的地に着いた。
４階の店 Younger Tham Yesterday 、、、店内に入ると、
なるほど映画館のような作りになっている。
客席でゆっくり食事やお酒を楽しみながら音楽を楽しむっていう
雰囲気というかスタイルなのだろう。
お目当てのなおきさんは２番手。
この夜は４か月半ぶりのステージのなおきさん。
ま、みんなコロナの影響で、ステージに立ちたくても立てない日々が続いていたわけで、
今だってまだコロナ禍は続いているわけで、
今夜このホールでイベントが無事開催されることは、運が良かったからなのかもしれない。
だって感染者数は増加の一途をたどっており、そのうち結局また非常事態宣言が出るんじゃないだろうか。。。
なーんて話はどうでもよくて、この夜このお店でイベントを開催出来て、そこに親しい友人なおきさんが出演し、
自分はその観覧応援に駆け付けられたこと、すべてがラッキーってことで良いだろう。
1曲目、さすがに表情が少し硬いかなって感じたが、徐々に柔らかくというか、
引き締まった表情になっていった。
特にこの夜は目に（瞳に）力がこもるというか、
何かを見据えたような目線を、客席フロアの置く方まで、
いやもっと遠くにある「何か」に向けていたようにファインダー越しに僕は見ていた。
そして、ライブの途中でどうやらその「何か」の輪郭がはっきりと見えたのではないだろうか？
と思えるほど、なおきさんの目が輝きだすように感じた。
いい表情。
もちろん、久しぶりのステージなので率直に楽しんでいるのだろう。
やっぱり音楽って良いな、ライブってい良いな、って弾いて唄って改めて強く感じているのだろう。
だが、それだけではない、もっと違う何かを「確信」したのではないだろうか。
ま、それはなおきさん本人にしかわからないことだけど、
少なくとも、近くで観ていた僕はそう思ったし、客席から観覧していたなおきさんの友人知人の人達も
そういうモノに近い何かを感じていたと思う。
とても良いライブだった。
アンコールで披露された新曲がまた良かった。
卓治の名曲を匂わせ思わせるあたら、僕はニヤッとしてしまったし、
唄われた歌詞は今までにはない感じのライブソングに仕上げている。
僕はこの曲を聴けただけでも
「ハッピー」な気分になれたと思うが、
なによりトータルでさすがであり見事なステージだった。
なおきさんLIVEを観覧したあといつもいつも書いているのだが、
なおきさんのライブを観終えると、
とても力が湧いてくる。
自分はギターをうまく弾けないし、
満足できないステージばかりで、
とてもなおきさんに追いつくことは無理だが、
だけど、それでも、自分もギターを続けていこう、
そう思うえてくる。
今回もいろいろ感じさせてもらったし、
弾いて唄う姿で教えてもらった。
ほんと、とても良いライブだった。
