八幡のルーテル教会非公式ブログ

こんなキリスト教会あります。

入門講座も佳境に…

2011-05-28 | 日記


すみません!!
うっかり風邪を長引かせてしまい
2週間ほど教会をお休みしておりました。

前回
咲きはじめたジャスミンを楽しみにしていたのですが
再び訪れた時には盛りは過ぎ。嗚呼(泣)。


というわけでようやく復調。
昨日のおそうじに続いて今日はキリスト教入門講座です。

実は
これまでにも入門講座は継続していたのですが
ブログに上手くまとめきれず…。

そうこうしているうちに回数を重ね、いよいよ残りあと2回。
さすがにそろそろまとめなくては(汗)。


ルターの小教理問答書では
「十戒」の説明ののち
キリスト教徒の信仰の告白である「使徒信条」へ。

ルターは
人間は不完全な存在で、自身の力だけで十戒を守ることはできず
十戒を守るためには
その力を与えてくれる「神」という存在を理解する必要があると考え
神とはどんなものであるかを使徒信条を用いて説明します。

使徒信条とは
はるか昔より続くキリスト教徒の告白であり
小教理問答書ではこれを3点に分け解説しています。

・創造について    →神から造られたものが人間である

・罪のゆるしについて →神から許されたものが人間である

・きよめについて   →神から愛を贈られたものが人間である

この3つはそれぞれ神、キリスト、聖霊を意味し
神とは神、キリスト、聖霊の三位一体であり
それを信仰することがキリスト教である、と理解したのですが…いかがでしょう(つづく)。



入門講座も佳境に…その2

2011-05-28 | 日記

読みにくいので
いったん区切って。

「使徒信条」の後には「主の祈り」が続きます。

主の祈り。
長い祈りによって権威を振りかざすユダヤ教の律法学者をイエスは批判し

「父よ、御名が崇められますように。御国が来ますように」


それまでの長い祈りを二言にまとめた上で

「私たちに必要な糧を毎日与えてください」

という
それまでにない一言を加えたものを祈りとしました。

それから2000年経つ今も、キリスト教の主の祈りは
言葉は違っても祈る内容は変わらずに大切に守られています。


そして「洗礼」と「聖餐式」について。

ルターはキリスト教において大事に守らなくてはならないものとして
「洗礼」と「聖餐式」の2つを挙げています。

使徒信条のところで
「神から○○されたものが人間である」と書きましたが
洗礼とは自分自身が

 神からの恵みを与えられた存在(=祝福を贈られた存在)

であることを受け入れ
同時に他者に対して
祝福を贈る存在であることを意識し
神より新たな生命を与えられて生きていく決意をすること…と解釈してみました。


ここまでが
これまでのキリスト教入門講座のおさらいで
今日は「聖餐式」のおはなし。

聖書では
有名な「最後の晩餐」や「数千人の空腹を満たした話」など
イエスの食事にまつわる記述がみられます。

キリスト教会では
こうした食事を共にすることを礼拝の出発点であると考え
月に1度、聖壇の前でパンとぶどう酒(ジュース)を皆でいただく
聖餐式を執り行います。

このパンとぶどう酒。ルーテル教会では
“信仰によって”イエスとなるという考え方、化現説をとっていますが
この2つの食べ物をどう理解するかによって
キリスト教会の教派を分けることができるほどの重要な点なのだとか。

また
聖餐式には
「今ここにいる自分の命は遠い昔から人間がつないできたものである」ことを再確認する
といった側面もあり
自分につながる死者(祖先)を象徴するのが
死してなお今も生き続けるイエス・キリストであるとも。


いやー
一気にまとめてみましたが、大変(笑)。

ここまで勉強してみた感想はというと…
キリスト教、よく出来てるなあ
(率直すぎますねすみません…)


私の場合、入門講座は十戒にちなんで全10回
いよいよ次回が最終回です。




「何ね?」

2011-05-08 | 日記

(5/1は私用で欠席…のため、ブログもお休みです)

季節が移るとともに
教会を彩る草花もチェンジしています。



礼拝前
玄関のマーガレットを撮影していると、どこからか良い香りが。

振り向くと
ジャスミンが咲きはじめていました。




そして教会の中はというと…



涼姫という名のカンパニュラ。
真@さんのお庭で咲いたものだそうです。
名前にちなみ、この後いただいちゃいました(嬉)。


今日は
しばらく礼拝をお休みしていた
静Σさんが出席してくださいました。

聞けばずっと里帰りをしていたとか。
お変わりもなく、お元気そうで安心しました。
ぜひまた参加してくださいね!


お茶の時間。

夜宮公園沿いのなんじゃもんじゃの花が今真っ盛り、という話から
なんじゃもんじゃの正式名称が「ヒトツバタゴ」といい
誰かが「あの木は何じゃ?」と言ったことから
なんじゃもんじゃ、という俗称がついたのだ、と話は広がり


「もし最初に安□さんが『あの木は何ね?』と言っていたならば
 “なんじゃもんじゃ”ではなく“なんねもんね”になっていたでしょうね。」

…なんねもんね…うーんなんか微妙(笑)。

というわけで話題に上った
夜宮公園沿いのなんじゃもんじゃ通り。帰りにちょっと寄って撮影。





例年より遅い開花だったため
連休最後まで楽しめました。ツツジと空とのコントラストがイイ感じです。