いっせいの林道歳時記Ⅱ

いっせいの林道歳時記からの移行ブログです。
オリンパスカメラで野鳥・風景・B級グルメなどを主に撮ってます。

オオルリ祭り

2024-04-20 21:26:16 | 野鳥

OM SYSTEM OM-1
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO+Teleconverter MC-14
Mマニュアルモード
絞り F/5.6
(開放)
シャッタースピード 1/3200

ISO感度 5000
焦点距離 420mm(換算840mm)
被写体認識〈鳥〉
高速連写 ProCapSH2 43コマ目

4/15に覗いた荒沢渓谷を再訪しよう。

前回は戦場ヶ原の撮影後に来たので10時過ぎであった。
やっぱり野鳥は朝が勝負と思い7時着で裏見の滝観瀑台駐車場にデポ
もうオオルリが囀って居るのが解かる
そしてミソサザイも…
河原に降りられる小径がある
さっそくミソサザイ登場か!
っと思ったらカワガラスだった。

オオルリの囀りが聞こえるうちに撮ってしまおう!
とにかく野鳥を本格的に撮り始めてから敗退が続きまともに撮れてなかったのだ。
オオルリは樹木のてっぺんで囀るので居れば見つけやすい。
ただ絶望的に遠い。
テレコンMC-20の換算1200mmでなんとか解像した。

そしてミソサザイGet!
筆者の思い込みが激しく水際の岩や苔の生えてる古木に留まってるイメージがあって下の方を探していたが地上3メートルくらいの灌木の枝に留まった。
筆者より格段に聴力の良い妻が囀りの音の発生源の位置を確実に探し当てた勝利である。残念ながら高音域が難聴傾向の筆者はその点が弱いのだ
ミソサザイは尾羽を反り返るほど立てて健気に囀っている。その姿は命を削っているのだ。

ミソサザイを画に出来てほっとしていたらもう一羽川から出てきた。
最初解からなかったがどうやらカワガラスの幼鳥らしい。
ユーモラスに腰を上下しなら歩く。トラツグミに似てなくもない。

感瀑台への遊歩道を歩く
ちょうどオオルリの囀る高さの樹林帯まで高度を上げるように登る
すると思惑通り同じ高さでオオルリを画角に入れる事が出来た!
前にある樹木の葉が入ってしまったが絞り開放で撮影しているので玉ボケとなり幻想的な画になった。

裏見の滝の感瀑台直下にミソサザイが鳴いている
前回同様どうにも見つからない…

先ほど同様妻が見つけてくれた
目の前の蔓に留まってこっちに向かって囀っていた
ヒトを威嚇するが如く鳴いている
縄張りの邪魔なんだろうな(笑)
ハイハイ解かりました
そっとその場を退散した。

観瀑台から戻るとオオルリが場所を変えて囀っている
さすが日本三大鳴鳥の美しい鳴き声だ(ウグイス・コマドリ・オオルリ)

上がってきた太陽の光で青さ倍増で輝く
こんなに派手でイイんかって勝手に心配してしまう。

飛び出しの画は一枚だけ画角に入れる事が出来た。
また会えたら撮らせてもらおう。

裏見の滝を辞して東京大学日光植物園に向かう
っと言っても車で3分だ
9時の開園時間に合わせたのだ
入口に車を停めて入場料を支払って入る。
園内は春の花が咲き始めて文字通り華やかな印象だ。

さっそくウグイスやガビチョウが鳴いてる中を歩く
すると目の前を一羽の野鳥が通過して近くの枝に留まった
百舌鳥のメスである
ちょうど咲き始めたヤマブキが季節感を演出した画になった♪

園内の外周路の南側は大谷川で野鳥が多い
化け地蔵で有名な含満ヶ淵の対岸の位置だ
小さなトイレもあり水洗で清潔に管理されている
さっそくコサメビタキが出てきた

針葉樹の中に一羽の野鳥が居たが解からなかったが現像してみたらキクイタダキだった
さすがに暗くて盛大にレタッチしたがやっぱり明るいトコで撮りたいね

コゲラは明るく近いトコに出て来てくれた

シジュウカラやエナガの混群に混ざって次々と野鳥が出て来る
極め付きはサンショウクイだ
初めて高解像度で撮影出来た♪

サンショウクイも渡り鳥で夏日本で繁殖する

田母沢の渓谷沿いの桜にオオルリが来た!
色味がイソヒヨドリに似ているがさすがに日光でありえない
本来海沿いに居る種の野鳥だ
どうやら若鳥でまだ全身がブルーになっておらずグレーが混じっている個体だ
もぅ少し綺麗に撮ってあげたかったね

ココで小さな事件
野鳥の混群が去った後罠に掛かったたぬきが居た
開園直後で係員もまだ確認出来てないようだ
すで衰弱している
園内の花を愛でてる内に職員がやってきてタヌキを回収した。

野鳥はだいたい撮った感じになったのでテレコンを外して植物を撮る
ちょうど水芭蕉が見頃を迎えている
尾瀬に通ってた頃散々撮った被写体だが均整の取れた美人の花は以外に少ない

標高700mではヤシオツツジは終盤でトウゴクミツバツツジにバトンタッチの時期になる

山桜を背景に色付く春モミジ

花を撮って油断してたらキビタキ登場!
テレコン無しの300mmでは寄せきれずキビタキの居る風景写真になった

そして再度ラスボスのオオルリ登場!
オオルリがリラックス状態に見えたのでカメラバックの中のテレコンMC-14を装着して撮影した

最後に飛び出しの画をサービスしてくれた

11時近くまで撮影してお約束のやしおの湯で汗を流す

駐車場の車の割には館内は閑散としていた(笑)

ランチは古河電工工場前の「れんがya」
戦場ヶ原などから降りてくといつもお客が居るので前から気になっていた

店内で食べる事も出来るのだがテイクアウトを選択
一人前600円だ
清滝ICから宇都宮までは30分

暖め直す必要もなく開封
木の皮で包むスタイルが懐かしい
具はキャベツとイカのみじん切り
肝心のお味の方は宇都宮やきそばの石田やさんやあおやぎのソースがっちりとは対極の薄味で微妙(笑)
ココは個人の好みに任せるとしよう
ちなみに量は充分だった

 

※追記

今回は過去最高と思われる10,301枚の画像を撮影した。RAW+JPEGだから実際は半分の5,000枚ちょっと。
野鳥撮影の時は高速連写 ProCapSH2で撮ってるので一回50枚が保存される。押しっぱなしだと50枚×3とか4とかになるので実際にシャッターを押してる回数は1/3くらいかも知れない。
いずれにしても今回は150GBくらいの量は撮っている。メインのSDカードが256GBだからまだ余裕がある。このカードの前は128GBだったから溢れて二番目のカードに保存が移行することがあった。
いまでも256が一杯になれば128の予備カードに保存されるようにしてある。
これだけの量だとパソコンにダウンロードすると20分くらい掛かる。このカードはV90の最速なので150MB/sで高速でダウンロードしてくれる。
これだけ撮影するとカードに余裕があってもカメラのバッテリーがエンプティとなり予備電池が必要になった
長期で撮影旅行に行く機会があるとノートパソコン持参してダウンロードしながらやらないといけないかも知れない。
まあそれだけの体力、財力が持てばの話ではあるが(笑)


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2 コメント

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Unknown (アナログ)
2024-04-22 09:56:45
東大植物園は小学生の時、遠足だか見学だかで行った時に見たことないカエルがいたのを思い出します🐸
レンガやさんは私も・・・です😊
返信する
Unknown (いっせい)
2024-04-22 12:15:55
アナログさん
ずいぶん近いトコに遠足ですね(笑) 社会科見学じゃないですか? まっ、どっちでもいいけど

水芭蕉の咲く池にカエルのたまごが浮いてました。
玉状だったから普通のトノサマガエルですかね。
あの辺りですとモリアオガエルの産卵も見られるかもですね。

レンガyaさん…
期待値が大きかったのでちとショックでかいです(笑)
日光はやっぱ香楽か成喜ですね
返信する

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