

一週間の仕事を終え、
我が家を目指し北へと進路をとる。
遥か先にこれから超えて行く山並が
夕暮れに照らされシルエットで浮かぶ。
時速は50mils/h。
早いクルマがFast laneを急ぐ。
我が相棒は、
すでに地球をふた周りもした計算になるほど
毎週よくお供をしてくれている。
アクセルを彼に任せ、物思いにひたる。
景色は時間のようにハンドルを握る視線の脇を後ろへ流れ、
気持ちはゆっくりとオフのモードに切り替わって行く。
こんな生活がいつまで続くかまだわからなが
しかし、今はこの時間を楽しんで行こう。