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外遊びの記録

吉田川ダウンリバー 2023.5.13 旭水位:0.64

2023年05月16日 | カヤック

竜ヶ岳の手抜き山行を終えて、ミラクルで9時過ぎには郡上の集合場所に到着した。2時に起きてラップスティックしか食べてないのでメシ食っていい?コンビニ弁当と味噌汁でお腹が落ち着いた。今日の吉田川は僕も初めての川で楽しみです。

11:00 堰堤からプットイン。艇に乗ったらすぐに瀬が始まります。ゴルジュを300mほど下ると第1核心。まだ体が温まってないのに!スカウトしたら一人づつ下る。

すぐに第2核心になった。3mくらいの落ち込みで流れが複雑。みんなで見て今日のコースはあーだこーだと話し合う。トップの夏やんは落ち込みで後ろ向きになって沈。お次は西やん。スピードに乗せて下ったのでノー沈で素晴らしい。成みょんはいい形に侵入したけど最後の流れで沈。お次は僕の番だ。乗艇の時、ウェアの足の部分に空気が溜まっていた。これだと沈脱したとき足が浮いて危ないのでヘルメットの顎紐のロックを解除して、首のゴムから息を吸って空気を抜いてやる。十分抜けたので安心して艇に乗り込みGoproを起動させたらホイッスルを吹いて出発だ。西やんのように十分スピードをつけて落ち込み直前でブーフを入れる。狙い通りのコース取りで落ち込むと・・・ヘルメットが脱げたぁ~!!!焦った僕は流れに耐えることなく沈してしまう。ヤバイ!ヘルメットが無かったらロールしている場合じゃない。即、脱出しました。幸いどこにも当たることなく流されていく。流されながらもヘルメットも浮いているのを確認した。成やんに助けてもらって岸に上がったがヘルメットが来ない?落ち込みまで歩いて行くと左岸側がタコ壺になっていてヘルメットがプカプカ浮いてタコ壺からでてこない。

しばらく見てましたが出てくる気配がない。ヘルメットがなければ僕はここで終了になるのでなんとしてもヘルメットを取りに行かなきゃ。僕は対岸側にいるので流れに飛び込もうか?とも思いましたが多分そのまま下流に流される。上流の流れが緩いところから対岸に渡って上から回り込めばタコ壺に降りられそう。ヘルメットを取り戻したらタコ壺から出ることは後から考えよう。ゴルジュなので一旦川を離れて藪漕ぎで核心の上部に行き、さらに上流から泳いで左岸に渡って藪漕ぎで岩上部まで。ツルツルの岩を慎重に下りてタコ壺に到着。あるある、僕のヘルメット。タコ壺に飛び込むと強い流れに押されながらもヘルメットを被ってロックした。これで一安心ですがどうやってここから出よう?タコ壺なのでグルグル回って体力を消耗するので岩にしがみつきたい。幸い指1本かけられて岩にしがみついた。このまま流れに出ても岩に押しつけられ戻ってしまうだろう。状況を見ていた成みょんがロープを持ってきてくれた。初めてのロープレスキューだ。成みょんありがとう。『あとは厳しいとこないよ』とか言いながらも岩・岩・岩のオンパレードで楽しく堰堤ゴール。z














今日の第2核心はマジでやばかった。

 ①ヘルメットの顎紐のロックを忘れるなんて。沈したとき幸いにも岩に当たらなかったが石頭でも岩にはかなわない。

 ②ヘルメットが脱げた時、頭に注意が逸れて沈した。沈しなければ問題なかったので急なトラブルでも動揺しない強い心が必要だった。

 ③一人ではタコ壺から出られなかった。仲間に計画を伝えてから行くべきだったけどその余裕がなかった。

一歩間違えばマジなレスキューになるところだった。

2023.5.13 吉田川ダウンリバー


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