ご機嫌の有る日常

くうちゃんくうちゃん 聴いてよ〜

ポコ の話

2016-02-03 12:49:54 | 日記
この話をするのには、先ず羽田空港からの話をしなきゃああかんのよねー。

夜中の飛行機の便それも午前0時だから何時もは夢の中の筈。
だけど、海外旅行だから、興奮してる。だから眠く無いのであーーる。



羽田からエールフランス経由でフィレンツェ
国際線のロビーで、義理の妹と落ち合うことができて、飛行機に乗り込んでやれやれ。
これからの長旅に向けて、準備しようかなぁ〜と。
でも先ずは離陸しないことには始まらないよね〜。とボーと待ちました。




しかし、30分待って一行に飛び立つ気配が無い。なんでかな?




するとなんと機内放送が…。

お客様の中でお医者様はいらっしゃいませんか?
と言う例のドラマなんかで良く見るあれです。
初めて聞きました。なんだか嬉しい⁉️

然しそんな事言ってられないのですよ。この機内に病気の人がいるって事なのだ。

だから飛び立てないのですよ。



でそんなこんなで、機内が慌ただしくなって、私たちの後方斜めに、イタリア人の親子がいて、その息子が心配そうにウロウロしている。そのお母さんが、病気らしい。

でとうとう、現れたみたい。 お医者様が。日本人みたいだったけど。
で、それからも、時間が過ぎてゆくばかりで、事態は動く気配が無い。


そうこうしていると前の方から、車椅子を押して乗務員が現れ、イタリアのお母さんを乗せて引き上げて行った。

息子はと言うと、機内に戻ってきた。

暫くするとやっと離陸のアナウンスがあって、飛行機が動き始めた。

やれやれ😥これで、出発出来るよー。と胸をなでおろしながら、イタリアのお母さんは、どうなちゃうんだろうと心配になった。

しかも、息子とは離れ離れなんだよ。大丈夫なんかなあ〜⁉️。



そうそうそのイタリア親子はかなりお歳です。息子は40代⁈母親は70代くらいかなあ?
お母さんは車椅子に乗って泣きながら出て行ったのよねー。


親子のその後の無事を祈りつつ飛行機は離陸。
長〜い長〜い旅がやっと始まったのでした。

この1時間半位の遅れが、この後のポコに繋がって来るんですなー。




なんだかんだなかなか寝られなくて、映画3本観てしまった。
で、やっとこさのパリに着陸

そこから、フィレンツェに。エールフランスに乗り換え。乗り換えの時間も、かなり余裕を取ってあったのに、羽田出発の遅れが影響してビミョーな感じになってる。

しかも、朝早いのに、入国手続きに人がいっぱい並んでる。
困った。どうしよう‼️

そこで突然、義妹が係りのフランス人⁉️イタリア人⁉️を捕まえてイタリア語を喋り始めたのである。

ビックリ 驚き でもかっこいいー。

勿論義妹はイタリアに子連れ留学もしていて、喋れるのは知ってたけど、喋るのを聞いた事が無かったから。
否 ‼️ 昔聞いた事があった。イタリアのミケランジェロさんが遊びに来た時きいてたなー。

イタリア人のミケちゃんは、メッチャ日本語が上手だった。

印象深かったのは、ミケちゃんが、電話で日本人と話していた時に使っていた言葉。


念のため



凄いなーって感心してしまったなあー。



話はそれてしまったけれど、結局義妹のお陰で、なんとか乗り換えの飛行機に間一髪で、乗ることが出来たのです。



だったのだけど、乗り込んだ飛行機はかなり✈️小さめで、通路を挟んで3人掛けの椅子が並んでいて、

私の右左には大柄なイタリア人らしき男性が。

とても、その男性を避けてトイレに立つ勇気は無い。


でも、出来ないとなると余計に、トイレに行きたくなるようなきがしてくる。


どうしよう



そうこうしてるうちに、朝ごはんのパンが配られて来た。大きなチョコの入ったクロワッサン🥐🥐🥐


それにコーヒーも注いでくれる。
噂に聞いていたエールフランスのイケメンキャビンアテンダー



私は、コーヒーも勿論飲みたくて仕方がなかったのだが、今後のことも考えて、敢えてコーヒーは少しに


しておこうとおもったのだ。


で、その笑顔のイケメンおにいさんに、コーヒーは少しでお願いしますと



伝えたかったのだが、どうしても伝わらない。リトル ア、リトル、とか言ってみたけれど、


イケメンさんは首をかしげるばかりなのだ。


こうなったらジェスチャーしかない。親指と人差し指で、コーヒーのコップの量を表してみたり、


日本語でヤケクソに 少し と言ってみたり。




結局コップを掴んで、ここまでと指を付けて示したら、やっとわかってくれた。



何で、こんな事ぐらいが伝わらないのかと情けなくなった。



後で、義妹に聞いてみた。少し ってイタリア語ではなんて言うの?



答えは ポコ


だった。



それからポコに大変お世話になりました。
















コメント
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