おはようございます、こんにちは、こんばんわ。
突然ですが、みなさまは一期一会という言葉をご存知でしょうか。
一生に一度の出会い。
次の出会いはないかも知れない。
そんな瞬間、その言葉。
身をもって体験しました。
3連休の最終日。
気分転換を兼ね、福島県会津若松市にある鶴ヶ城まで行ってまいりました。
桜の花は見頃を通り越してしまいましたが、緑の木々に癒されました。
さて、お城の周りをぐるりと歩いていると、小さな広場から聞こえる音楽と、軽快な話し声。
引き寄せられるように向かってみると、、、
ひとりの青年が、大きめのジェラルミンケースに乗って何かの出し物をやり始めたような感じでした。
彼の手には、水晶玉(?)のような透き通った玉が乗っています。
そして両手を動かすと、水晶玉が宙を舞っているように見えたんですよ、これが!
彼は大道芸人だったんです。
少し様子を見ていると、パフォーマンスする手を止めて、広場の外で見ている観光客たちを中で見るようにと促します。
次々と広場に入る観光客たち。
もちろん自分も。
次の瞬間、音楽が変わると、水晶玉からヨーヨーに持ち替えて、スゴ技を披露。
そのテクニックは、スゴいのひとことでは表現しきれず、まさに超次元ヨーヨー!
その合間にもトークを挟み、ジャグリング、水晶玉、ルービックキューブと次々と道具を交換しては、自分たちを異次元の世界に引き込んでいく。
全てが1発勝負の超絶ワザ。
そして見事な話術。
誰もが、途中でその場を離れようとはしませんでした。
『みなさん、場所を移動した方が次のワザは見やすいですよ。』
誘導されるままに移動すると、日差しの強い場所から、いつのまにか日の当たらない日陰の下に立っていました!
なんと驚き。これも彼の話術なのか?
あの超絶ワザに集中しながら、ここまで見てる人たちに気を回せるとは。
その頃には、広場の人たちは完全に彼の世界に引き込まれていたでしょう。
どれだけ時間が過ぎたんだろう。
写真や動画の撮影をするのも忘れて見入っていると、ようやく始まる自己紹介で彼の名前を知りました。
『アクセル翼』
まだ21歳にもかかわらず、芸歴10年とか。
倍以上年の離れた青年の話術から、いろんなことを吸収することが出来た気がする。
忘れられない名前になった。
事前告知のない、神出鬼没の大道芸人。
次に彼のパフォーマンスを目の当たりにするのはいつの日になるんだろう。
一期一会の体験談、でした。
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