J’sてんてんてまり

はじまりは黎明期。今は、記憶と記録。

ねむのはな

2006年07月16日 | ゆめ・夢
盂蘭盆会に来客が持ってきたみかんを食べた。

精進明けに、豚の角煮をこしらえて食べた。

今日は、なんだか暑くない。

連日の暑さに体が慣れたか。
湿り気の少ない風が吹いたか。
雲の日陰に人心地ついたか。

心頭滅却すれば、火もまた凉し。

本当だろうか。

盂蘭盆会の火は、毎日熱かった。
かざせば火傷をする。

夢中になって何かをすれば、暑さや寒さから意識がそれる。

火は涼しくとも、放たれた炎に包まれて、甲州恵林寺の快川紹喜和尚は焼死した。

それは、どのような心持だったのだろう。


鍛錬は、精神を鍛え、肉体を鍛える。
鍛えて、練る。

練って、粘り気を出す。粘る。

柔らかで、よく物にくっつき、また、よく伸びてちぎれにくい状態にある。
長時間、根気よくがんばる。


気功では、気を練る、という。

「精」は「気」になり「神」となる。精神。
荒御魂、和御魂、幸御魂。

精製された、精錬されたエネルギー、しん。

「かみ」ではない。「GOD」ではない。神。

精神。spirit。

すべて、世に現れるものは、混沌のエネルギーの精錬されたかたち。


なあんだ。
だから、全ては精神spritで出来ている。精霊そのもの。

精霊の中にさらに精神を練る。

神は天へ。

鍛錬した精神は、火の中で昇天。

ふむ。。。

人は、洗練気。精錬機。


合歓。


合歓の木は、眠らない。



合掌。


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4 コメント

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象潟や、、 (haha)
2006-07-16 23:07:24
雨に西施がねぶの花  ですね。

高いところに咲いているのに よく写せたなあ!

葉は夜になると閉じて垂れるとありました、、

でもこの木の葉っぱ全部が だらりと垂れ下がっている姿は 無気味でしょうね。あの小さいネムノキ(触るとすぐに閉じてしまう)と間違いかなあ?

今日の気分は この花にぴったりと感じたのはどうしてなのか

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美しい写真ですね (プチネコ)
2006-07-17 21:52:59
練る、鍛錬

終わりはあるのでしょうか。

本来、人間がめざすべき道のりかもしれませんね。

そして、その先にあるものは・・・。

奥が深いなぁ。

私には程遠い世界のような気もします。



ネムノキを調べてみると、次のようにありました。

『夕方の花はひときわ美しく、中国では「傾国の美女」にたとえる。』

美しい花ですね。

傾国の美女の髪飾り、扇に見えてきました。









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hahaさん、今日の気分は?? (本人)
2006-07-17 23:24:47
触るとすぐに閉じちゃうのは、オジギソウよね?

ネムノキ、どうして合歓の木、合歓と書くのかと思ったら、羽状に広げた両側の葉が、身体を合わせるように閉じあって眠るからだって。色っぽい。。。。そう書いておいて、夜になると眠るようだから「ねむ」と読ませる日本人も、もっと奥ゆかしくも、色っぽい。。。。。

芭蕉も、色っぽく感じたのでしょうね。。。



この色のほかに、緋ネムといって、緋色の花もあるようです。しかも、ネムは2度咲ですって。私たちも、2度は咲きましょうよ、うふん。。。
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プチネコさん、 (本人)
2006-07-17 23:28:30
鍛錬は、個人の中にあるから、きっと、みんな知らぬ間の鍛錬もしてるんだろうねえ。



調べてくれて、ありがと!傾国の美女「西施」のようなんだね。これを髪に飾り、手にしたら、少しは優しげに見えるかしら。。。
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