【 乾徳山は歩き甲斐があるためか とっても静かな山です 】
暖かな日差しを浴びながら 乾徳山 vol. 1
扇平からは 再び樹林帯の中を歩くことになりますが
雪が溶けて凍結した箇所と腐れ雪のミックスで 少々歩き難くなってきました
トレースはしっかりとついていたので 凍結箇所で滑らないように慎重に歩いて行きます
雪の登山道
髭剃岩の少し先までが なかなかの急登です
髭剃岩
髭剃岩を過ぎた辺りで そろそろアイゼンを装着しないと危ないかなぁ~ と思い
登山道脇の岩の上に腰かけて 10 本爪アイゼンを装着
凍てついた登山道を ガシガシとアイゼンの爪をくい込ませて歩いて行きます
しばらく進むと 大岩を巻く箇所がありますが 巻き道の岩には雪が無く
岩の上をカシャカシャとアイゼンの爪が音を立てて ん~~ 爪が丸くなりそう… (^_^;)
雪の無い岩の道
岩の道をそろりそろりと進み 木のハシゴを下って雪道を少し歩いて行くと
アイゼンを装着したままだと 歩き難い木のハシゴ
鎖場に到着
突然現れる岩場
鎖場 1 本目 鎖場 2 本目 右側の鎖が登り易いです
2 段重ねの鎖場を慎重に通過して 勾配も緩くなった雪深い登山道を
一歩一歩ゆっくりと歩いて行きます
登山道
山頂直下の鎖場が見えるポイントまで来ると
南~西側の展望が一気に開けます
南アルプス 甲斐駒ヶ岳~白峰三山
富士山と甲府盆地
山頂の岩稜を見てみると 鎖場を下っている登山者の姿が小さく見えていました
20 m 程の高さです
さっ 山頂までもう少し…
乾徳山名物の垂直の鎖場を登りましょうか
垂直の鎖場を登るのに アイゼンは邪魔だったので 岩場の横へデポして行きます
( この時は ピストン予定だったので下山時に回収予定だったのですが… )
迂回路は誰も歩いてなさそうでした
鎖場 下から見上げて
鎖場 上から見下ろして
11:30 乾徳山山頂 ( 2,031 m ) に到着
岩だらけの山頂
とりあえず 360 度のパノラマを楽しみます
やっぱり 富士山
南アルプス
右の山は国師ヶ岳 ( かな? ) とちょっぴり金峰山
前日に歩いた乾徳山もみえていたので その容姿をカメラに収めておきました
しか~し 関東エリアの山塊は山座同定出来ず…
まだまだ 歩いていない山が多いことを実感したのでした
で そろそろお腹も空いてきたので 岩場の隙間 ( 笑 ) でお昼ご飯を食べることに…
鶏塩スープのラーメン
あまりの良い天気に 山頂でまったり
青い空を優雅 ( ? ) に行きかう飛行機をぼ~~っと眺めたりして 至福の時間を過ごします
飛行機雲はすぐに消えてしまいます
昼ご飯を食べ終え そろそろ帰ろうかと思って
山頂から下山を開始される登山者の様子を伺っていると
迂回路側へ下りて行かれます…
鎖場を楽しみたい気持ちもあったのですが 迂回路がどんな道なんだろうという好奇心の方が強かったので
あっさりと迂回路方面へ進むことに決めました
となると 山頂直下の岩場にデポしたアイゼンの回収に行かなくてはなりません
20 m の垂直の鎖場を慎重に降下して アイゼンを無事に回収して
再び 岩場を這い上がり ザックにアイゼンを括りつけ下山を開始します
山頂にある祠の前を通り 右側の巻き道へ進みます
岩の右側を下りて行きます
こちら側の斜面は北面に当たるので 雪質はいいのですが ズボズボと踏み抜くことが多いです
登山道の右側は切れ落ちていますので 山側を慎重に進んで行きます
雪の下は 多分階段かな?
下りてきた所から一枚
山頂から 5 分ほどで 大平・黒金山の分岐に到着
左の迂回新道へ進みます
先行者の方がトレースを付けて下さっていたので
時々膝下くらいまで踏み抜きながらも 有り難くトレースを使わせていただきました
ピンクのリボンを頼りに急降下
トラバース
プチ鎖
自然の造形
途中で 先行者 2 名の方々に追いつきましたが しばらくの間後ろからついて行き
休憩されている間に 先に歩かせていただきました m(_ _)m
山頂から 1 時間半弱で 高原ヒュッテに到着
高原ヒュッテは現在は避難小屋です
高原ヒュッテの周りにあった 一本の白樺の木が青い空に映えて
絵になりますね~~
もう少し雪深い方がいいかな? ( 笑 )
高原ヒュッテで少し休憩して 国師ヶ原まで 5 分ほど歩きます
国師ヶ原から道満尾根も歩きたかったのですが
銀晶水で水を汲んで帰りたかったので 朝歩いてきた道を歩いて帰りました
途中 岩場の隙間に氷柱を見つけたので しばらく撮影タイム
氷柱なんだけど 角のように下から氷柱が出来てました
( 鍾乳石なら石筍にあたるのかな? )
透明のニョロニョロ?
水を汲んだり 氷柱を撮影したりしながら のんびりと歩いて
15:00 登山口に無事到着
車道をテクテク歩いて まで戻り 近くの温泉につかり ( 花かげの湯 500 円也 )
翌日の山行に備えて 双葉 S.A まで移動して 車中泊
次回は 3/10 の山行を報告します
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