八ツ口集落から蛇崩山
山 名 蛇崩山(530.5m)
所 在 新潟県岩船郡関川村大字八ツ口
日 時 平成29年4月30日(日) 晴
人 員 T・Mさん
コースタイム
登山口(金丸線97号電柱)発8:50~(0:08)金丸線103号電柱~(0:59)尾根道に出る~(1:02)鉄柵列~(0:10)JR作業小屋~(0:04)蛇崩山山頂着11:34(昼食)
蛇崩山山頂発12:19~(0:37)フェンス~(0:09)分岐点~(0:10)岩船発電所登山口着13:26~R113&八ツ口集落経由~(0:38)JRガード下付近駐車場所着14:04
【注】かっこ内は所要時間で休憩時間を含まない。山の所在は入山口の集落名または最奥の施設名とした。
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登山道概念図拡大表示
登山道概念図拡大表示
※ 踏破朱線は手書きなので正確ではありません。
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去年、山仲間のMさんが「金丸の蛇崩山に行きたい。」・・・とリクエストがあった。「そう言えば山の会のYさんの紀行文もあったね、でも正規登山道のない藪山のようだから初冬か来年の春先にしよう。」と約束していたが、もう「来年の春先」も終わりになってしまった。先日、新保岳で足慣らしをしたし、天気を見て出かけることにした。
実は去年のうちに登山口付近を調査し、蛇崩山に登ったことのある山仲間と山の入り口を確認しておいた。あとはYさんの紀行文を参考にしながら登ることにした。
入口の97号電柱から103号電柱までは電柱の保線路らしい道がついていた。そこから右折し尾根に入ったが落ち葉が堆積していて道らしい道は分からなかった。時々道らしいトレースがあるがすぐに分からなくなり8割方は藪をこざいて登った。
8合目付近の藪をこざいていると左側に鉄柱のようなものを発見、藪を下り気味にトラバースして近くへ行ってみたら、雪崩防護柵の支柱のようなものがいくつも並んでいた。下からも良い道が上がってきており、これがJRの作業道のようだった。この道を上へ辿って蛇崩山の頂上に着いた。
JRの作業小屋から山頂三角点及び下山を予定している尾根に入る辺りは藪で覆われていた。山頂三角点から藪をこざいて尾根に入ると藪がらみだが道は明瞭となり、約1時間強で岩船発電所へ下山してしまった。
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駐車場所
R113の金丸大橋とJR米坂線の鉄橋近くの駐車場所
R113を新潟方面から来て、龍ノ髭トンネルを出て金丸大橋を渡ってすぐ左折してJRのガード下をくぐるとこの場所にでる。
もっとも、ここへ来るのであればR113の八ツ口入口から集落を経由した方が近い。(事後に分かったことだが)
八ツ口集落方向(前方のカーブした先で橋を渡ると八ツ口集落。そこからもR113へ出られる。)
右前方に見える電柱の反対側に金丸線97号電柱がある。
登山入口の金丸線97号電柱
電柱の保線路?沿いに進む。昨秋は調査に来たときはあまり藪はなかった。
金丸線103号電柱
103号電柱脇から山に入る。
Yさんの紀行文では「105号電柱の手前から入る」とあったが、左の小枝にマーカーの赤テープもあるし、前に登ったことのある山仲間もここから入ったとのことだったのでここから入る。
入口は道があるように見えるが、少し入ると厚く落ち葉に覆われて道らしき道はわからなかった。
しばらくすると尾根に出て道らしい踏み跡が現れた。しかしすぐに広い藪斜面となり道を見失う。
このへんから大岩がところどころに現れる。
8合目付近で雪崩防止柵のような鉄柵の列を発見。この上にいい道が続いていた。
鉄柵列付近から赤芝ダム
鉄柵列の下方にもいい道が続いていた。
どうやらこれがJRの作業道のようで下山して確認してみたくなったが、予定どおり岩船発電所側に下りることにする。
ところどころに土留めの鉄の棒が打ち込んである鉄柵列上部のJR作業道
JR作業道は発見できたが落ち葉堆積していて歩きにくい。
鉄柵列から10分位で雪崩防護柵のようなものが現れ、その先にJRの作業小屋が見えた。
JR作業小屋
JRの作業小屋は外壁の下見板などは痛んでいたが、内部は小ぎれいに整頓され今でも使用しているようだった。
JR作業小屋から山頂方向の藪
ここから数十m先の右側に蛇崩山山頂の三角点があった。
蛇崩山山頂の三等三角点
蛇崩山山頂から八ツ口集落と金丸大橋(右)
山頂から尾根方向の藪
山頂から少し藪をこざくと明瞭な尾根道になる。
尾根から八ツ口集落とR113号線
少し下の方のピークは南側を巻いていた。
作業杭が現れる。
古いコンクリート柱の位置確認のようでかなり下まで続いていた。
フェンスが現れこれに沿って下る。
フェンスを過ぎると岩船発電所が見えてきた。
立派な道の分岐点に出る。下から上がって来て右方向へ続いていた。
右に行く道(下から登ってくれば左・・・当たり前だが念のため)
荒谷トンネルの出口付近に出るらしいが未確認
下方の道も随分いい道が続いているようだったが、写真見える先は下草が生えていた。
JR米坂線の線路が見えた。
JR米坂線の線路を向こう側へ渡り下りたところが登山口だった。
岩船発電所と荒谷側へ架かる橋。この橋は老朽化していて発電所の方から入って来ても車は渡れない。
左のフェンスの内側は荒谷側へ架かる発電所の水路管。
下山してきた岩船発電所側の登山口
この上にJR米坂線の線路があり、線路を渡ってすぐ左の尾根に登り上がるのが登山道。
線路を渡ってまっすぐに行くいい道があるので直進しないように注意。
ここの山はもっと早くか秋が良い見たいですね。